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『少年ジャンプ』人気キャラが集結する対戦型アクションゲーム『JUMP FORCE』β版プレイレポート

2019年01月21日 17:02  リアルサウンド

リアルサウンド

 バンダイナムコエンターテインメントは1月18日から本日1月21日まで、対戦型アクションゲーム『JUMP FORCE』のオープンβテストを実施している。


(参考:AIはアプリユーザーの行動を90%予測できるーー『少年ジャンプ+』での実証実験結果を発表


 『JUMP FORCE』とはマンガ雑誌『週刊少年ジャンプ』の創刊50周年を記念して開発されたオリジナルタイトル。『ドラゴンボール』や『ONE PEACE』、『NARUTO』といった歴代ジャンプマンガのキャラクターが集結して戦うアクション性の強い作品だ。PS4とXbox One向けに配信中のβ版では、発売に先駆けてCPU対戦とオンラインプレイ機能の一部を体験することができる。そこで今回は実際のスクリーンショットとともに、プレイフィールやゲームシステムについて紹介するレポートをお届けする。興味のある方はぜひチェックしてもらいたい(操作方法に関する記載やスクリーンショット画面は全てPS4版のもの)。


■好きなキャラクターを動かすだけでもハマれる対戦型アクションゲーム
 β版を起動すると、まずプレイヤーの分身となるアバターを選択した後にオンラインロビーに接続される。ロビー内には他のユーザーも参加しており、エモート機能を使って簡易的なコミュニケーションを取れる仕組みだ。筆者はβテスト開始直後にアクセスしたが、既に相当数のユーザーがロビー内に待機していた。オンラインバトル及びCPU対戦に挑戦する際は、オンラインロビー中央部のカウンターに向かってモードを選択する。


 ロビー中央部からやや離れた壁際を歩いていると、『HUNTER×HUNTER』の主人公「ゴン=フリークスの姿を発見。話しかけてみたところ、今回は自己紹介を兼ねた簡易的なメッセージしか表示されなかった。ロビー内に登場するキャラクター等は、製品版で何らかの仕様変更が見られるかもしれない。


 気を取り直して中央カウンターから「CPU対戦」を選択すると、キャラクター選択画面へと移行した。β版のプレイアブルキャラクターは全部で17人で、この中から3人1組のチームを結成してバトルに挑む。キャラクター間で性能差はハッキリしているが、最初のうちは自分の好きなキャラクターを選んでみるのがオススメ。しっくり来ないようなら、キャラクター横の必殺技を参考に、気になるキャラクターを選んでみるのもアリだ。


 『JUMP FORCE』のバトルは3Dフィールド上で行われる。基本的な操作方法はアナログスティックでキャラクターを動かし、□ボタンと△ボタンで攻撃。キャラクターアイコンの横に伸びた相手チームの体力ゲージ(画面上)を先に0にした方の勝利となる。対戦型アクションゲームということもあり、慣れるまでは攻撃を相手にヒットさせるばかりか、フィールドを動きまわるだけでも難しい。しかし、お気に入りのキャラクターを自由自在に操る爽快感と作品の垣根を越えたチーム編成を楽しめるのは、本作における最大の魅力と言っても良いだろう。


 一見アクション操作の難易度が高いように思われるが、ボタン連打で発動する「ラッシュ攻撃」やゲージを消費して攻撃を避ける「高速回避」が比較的簡単に発動できるので、何度かプレイすればコツは掴めるはず。それでいて技の連携を探す奥深さがポイントで、相手との距離を一気に詰める「チェイス」からR2ボタン+〇×△□で繰り出すコンボは強力。通常攻撃と技の組み合わせは、特に研究の余地がありそうだ。


 技ゲージを消費して発動可能な必殺技の中には、原作を意識したカットインが挿入される場合も。本作のシステム開発を担うマシン「Unreal Engine 4」のおかげか、キャラクターはアニメ調とリアルの間を感じさせる美麗なグラフィックで描かれている。 とは言えこの点はユーザーによって賛否が分かれるかもしれない。


 掌から巨大な気功を放つ孫悟空の代名詞「かめはめ波」が相手キャラクターに直撃。必殺技はそれぞれ性能が違うのはもちろん、飛距離や発動に必要なゲージ消費量も異なる。つまり相手の攻め方を観察しながら使うタイミングを見極めるのが非常に重要だが、一方で難しいことは考えず、ド派手な演出を伴う必殺技を見るだけでも問題はない。


 本作の公式サイトでは、上記の内容を含む操作方法や簡単なコンボをまとめた解説動画が公開されている。具体的なゲームシステムや概要を知りたい方は、参考までにチェックしておくと良いだろう。


 『JUMP FORCE』は2019年2月14日発売予定。本稿で取り上げたオープンβテストは1月21日まで開催中なので、気になる方は公式サイトで詳細なスケジュールを確認してから参加しよう。


(龍田 優貴)