スポーツ専門テレビ局のJ SPORTSは1月24日に開幕するWRC世界ラリー選手権の2019年シーズン全14戦を放送すると発表した。今年は要望が多かったという生中継プログラムを拡充して放送する。
WRCには2017年、トヨタがマニュファクチャラーとしての参戦を再開。復帰2年目の2018年にマニュファクチャラーズタイトルを獲得してみせた。また、2020年にWRC日本ラウンド、“ラリー・ジャパン”開催に向けた招致活動なども行われており、日本でも国内でも人気、認知度が高まっている。
トヨタがタイトル防衛、そしてドライバーズタイトル、コドライバーズタイトルの三冠獲得を狙う2019年シーズンはチリ戦を加えた全14戦で争われる。開幕戦は1月24~27日のラリー・モンテカルロ、最終戦は11月14~17日のラリー・オーストラリアだ。
J SPORTSは、この2019年シーズンを全戦放送。またオンデマンドでも配信を行う。また、2019年はJ SPORTSの前身会社のひとつであるスポーツ・アイ ESPN時代から数えてWRC放送20周年の節目ということで番組のリニューアルも敢行されることに。その目玉となるのが生中継の拡充だ。
これまで生中継されてきたのは、大会最終日に行われるパワーステージのみ。そのほかのステージについてはハイライト形式で放送されてきたが、2019年は番組史上初めてパワーステージのほかに、各大会から1ステージを厳選して生中継を行うという。
第1戦モンテカルロでは1月24日(木)27時20分~からライブステージが放送される予定で、時差を踏まえると現地24日の19時30分過ぎにスタート予定のSS1から生中継されることになりそうだ。
もちろん、これまで放送されてきたプレビュー/レビュー番組の放送も行われるので、パワーステージ中継、デイハイライトなどを合わると2019年は全5形態で放送されることになる。実況とコメンテーターを務めるのは、WRC招致応援団のメンバーとしてもおなじみの栗田佳織さん。パワーステージ生中継とレビュー番組ではゲスト解説も登場する。
詳しい放送/配信スケジュールはJ SPORTSの公式ホームページまで。