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THE RAMPAGE 龍・鈴木昂秀・神谷健太が「MPCパフォーマンス」応用編で即興演奏にチャレンジ

2019年01月21日 12:42  リアルサウンド

リアルサウンド

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 THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの初冠番組『てっぺんとるぞ THE RAMPAGE シーズン2』の第10回が、1月16日にGYAO!で無料配信された。毎週水曜日に更新される同番組は、日本のエンタメ界のてっぺんを取るために、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのメンバーが様々なてっぺんを獲るべく修行に励むというもの。第10回目の放送では、 前回に引き続き、パフォーマーの龍、鈴木昂秀、神谷健太が、MPCパフォーマンスに挑戦した。


(関連:THE RAMPAGE 龍・鈴木昂秀・神谷健太が「MPCパフォーマンス」にチャレンジ


 ドラムをはじめとした様々な音を取り込んで曲やビートを作る、ヒップホップには欠かせない機材・MPC。16個のパットに音を割り振り、指で叩いて演奏することができ、近年は即興パフォーマンスを競うMPCバトルの大会も開催されている。前回の放送で都内某クラブに呼び出された3人は、MPCバトルの初代王者・KO-neyからMPの使い方をレベル1~レベル3まで段階的に学び、楽曲に乗せてリズムキープができるところまで成長していた。


 今回はより難易度が高い、応用編のレクチャーを受けることに。まずは、レッスン・レベル4として「曲の演奏」にチャレンジ。楽曲に使用するのは、番組でお馴染みの「てっぺんとるぞ THE RAMPAGE!」とメンバー全員で叫ぶタイトルコール。これを「てっ」「ぺん」「とる」「ぞ」「ラン」「ペイジ」と6つに分割した音をメロディとして使用することになった。


 もちろん、タイトルコールの声だけでは、楽曲にならない。そこで「声(メロディ)」→鈴木、「リズム」→神谷、「合いの手(チャチャ入れ)」→龍と、バンド編成のように3パートに分担した上で、カッコ良い演奏を目指していくことになった。


 演奏前、神谷は龍に「俺のリズムが狂うことだけはやめてね!(笑)」と、冗談半分で忠告。龍はここまでのレッスンにおいて、我流にでたらめな音を鳴らしがちだったからだ。その釘さしが功を奏したのか、KO-neyからセンスを褒められていた鈴木、教わったことに忠実な神谷、さらに我を抑えた龍のプレイは息ピッタリで、演奏のクオリティはかなりのものに。KO-neyからも「めっちゃ良かった!」と褒められていた。


 その後、レッスンは最終章へ。その場で録音した3人の声を素材としてMPCに取り込み、演奏することになった。KO-neyから「何を言っても良いですよ」と言われると、思いつきで、神谷は「セクスィ~」「エッ!」、鈴木は「hands up!」「THE RAMPAGE!」、龍は「ズー!」「LIKIYAさーん!」という合計6つの音を録音。MPCに取り込んだ音を実際に鳴らし、龍の「LIKIYAさーん!」が鳴ると、他の2人は「これ面白いね!」といって爆笑していた。


 最初にKO-neyがデモンストレーションを披露。鮮やかな指捌きでパットを叩いていき、3人の声をしっかりと音楽として成立させていた。その見事さに鈴木と神谷は拍手を送ったが、龍からは「『ズー』使われてないです!(笑)」と物言いが入る場面も。神谷からは「意外と根に持ってる(笑)」と指摘されていた。


 そして、最終課題としてこの音を使って3人で即興演奏することに。即興楽曲のタイトルは『LIKIYAさん』に決定。演奏が始まると、さきほどの「声(メロディ)」→鈴木、「リズム」→神谷、「合いの手(チャチャ入れ)」→龍という役割分担を踏襲しながらも、それぞれが柔軟に音を奏でていき、途中、神谷が「ヤバい!」と言ってミスをしかけたものの、他の2人がアドリブでカバーするなど、ファインプレーも飛び出した。最後は龍が「LIKIYAさーん!」とパットを鳴らしてフィニッシュ。全体的に綺麗に仕上がったことで大喜びした3人は「フー!!」と歓声を上げ、カメラに向かってポーズを取って見せた。


 この演奏をKO-neyは「あの“ヤバい!”がなければ100点」と評価。すると神谷は「あの“ヤバい!”も演奏の一環です! パットの枠が足りないんです(笑)」と言い訳をし、KO-neyからは「斬新過ぎる(笑)」と笑われていた。(こじへい)