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菅田将暉主演『3年A組』42日前の放課後映像公開 センター試験にちなんだ応援メッセージも

2019年01月21日 12:22  リアルサウンド

リアルサウンド

 ドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です』(日本テレビ系)より、若林薫、富田望生、搗宮姫奈が登場するスペシャルショートムービーが公開された。


 本作は、卒業式の一週間前に、3年A組担任の柊一颯(菅田将暉)が、10日間クラスの生徒全員を人質にとって教室に立て籠る学園ミステリー。主演の菅田が、生徒を人質にとる謎だらけの美術教師役、永野芽郁が本心を隠して常に空気を読んで行動する学級委員を演じる。遺書もなく、何かを告げることもなく、数カ月前に突然この世を去ったかつての学園のスター生徒の“死の真相”について、1人の教師が29人の生徒を人質にとり、最後の授業を行う。


 日本テレビ公式YouTubeチャンネルでは、ドラマで描かれる前の3年A組生徒たちの日常を追いかける映像を公開。第9回となる「♯9 ずっと言えなかったこと」では、生徒たちが人質にとられる42日前の放課後の様子が映し出される。


【動画】♯9 ずっと言えなかったこと42日前


 明日のセンター試験のため、浅見沙也(若林薫)に勉強を教えてもらいに学校に来た魚住華(富田望生)と河合未来(搗宮姫奈)。あせる未来とは裏腹に、勉強に全く身の入らない様子を見せる華。未来と沙也が華に問いただすと、華は2人にずっと言えなかったあることを話し出す。


 育ちの良さと大人の風格で一目置かれる書道部女子・浅見沙也を演じるのは、ドラマ『先に生まれだだけの僕』(日本テレビ系)でもメガネをかけた生徒役として出演していた若林薫。公式インタビュー(https://www.ntv.co.jp/3A10/articles/130r0vb34xc2zdw4m2g.html)では自身の役柄について「内気な性格で言いたい事や思っている事をはっきりと言えない人物です。台詞だけでなく、細かい顔の表情や佇まいでこの人物の気持ちが皆さんに伝わるように演じたいです」と答えている。確かにショートムービーでは、ハキハキと言葉を発する未来とは対照的な雰囲気がにじみ出ている。思っている事をはっきりと言えないという性格が、ドラマ本編を動かす鍵となるかもしれない。


 勉強に全く身の入らない姿を見せていた魚住華を演じるのは、映画『ソロモンの偽証』や『SUNNY 強い気持ち・強い愛』、ドラマ『チアダン』(TBS系)に出演し、圧倒的な存在感を発揮していた富田望生。ショートムービーでは、センター試験前日で焦る未来にすでに推薦合格している事を伝える華。センター試験を前に緊張する生徒と、すでに合格が決まっている生徒間に生じる微妙な空気がリアルだ。


 また、声がデカいバレー部女子・河合未来を演じるのは、映画『咲-Saki-』やドラマ『下町ロケット』(TBS系)に出演していた搗宮姫奈。公式インタビュー(https://www.ntv.co.jp/3A10/articles/130ul3t8tz19y78w71j.html)では自身の役柄について「男子も女子も関係ない、中立な立場でいられるようなサバサバした女の子」と答えている。ショートムービーではそのサバサバとしたやりとりが印象に残る。


 1月19日から1月20日に行われたセンター試験に合わせ、試験直前の勉強に励む生徒たちの姿を描いたのはユニークな試みだ。試験直前の緊張した空気や焦り、少し投げやりになってしまう様子など、リアルな描写が魅力的な回だ。次回、第10回となる映像は1月21日に公開される予定だ。


(片山香帆)