スクーデリア・フェラーリの2019年型F1シャシーがFIAから義務付けられたクラッシュテストに合格したと伝えられている。
FIAはF1マシンがコースで走行する前に一連のクラッシュテストで合格しなければならないと定めている。各チームは指定された施設において、動的な衝撃テスト、静的な負荷テスト、ロールオーバーテストを行う。
Gazzetta dello Sportなどイタリアメディアが、フェラーリはイタリア・ボッラーテの施設で、FIAの技術代表者ジョー・バウアーの立ち合いのもとに、ニューマシンのクラッシュテストを行い、これに合格したと伝えた。
フェラーリは2019年型F1ニューマシンを2月15日にマラネロで正式披露し、スペイン・バルセロナで2月18日にスタートするプレシーズンテストで本格的なテスト作業を開始する。しかしその前日17日に同地でPR目的のフィルミングデーとしてマシンのシェイクダウンを行う予定であるとみられる。
11日にはスクーデリア・トロロッソが2019年型マシンがFIAのクラッシュテストに合格したことを発表、各チームが新シーズンに向けた準備を加速させている。
■2019年F1新車・体制発表日
2月12日 ルノー(イギリス・エンストン)
2月13日 レーシング・ポイント(カナダ・トロント)
2月14日 マクラーレン(未公表)
2月15日 フェラーリ(イタリア・マラネロ)
■2019年F1プレシーズンテスト日程
2月18日~21日 テスト1(スペイン・バルセロナ)
2月26日~3月1日 テスト2(スペイン・バルセロナ)