トップへ

マライア・キャリー、プライベートを隠し撮りした元アシスタントを訴える

2019年01月19日 20:32  Techinsight Japan

Techinsight Japan

訴訟問題が尽きないマライア・キャリー
世界の歌姫で、ディーヴァとも言われるマライア・キャリー(48)。このほどマライアが、元アシスタントにプライベートを隠し撮りされたことで300万ドル相当(約3億2900万円)の訴訟を起こした。その裁判文書を手に入れた『PEOPLE.com』が内容を公開した。

マライア・キャリーが提訴した相手は、2015年3月から2017年11月までマライアのエグゼクティブ・アシスタントを務めたリアーナ・アザリアンさん(Lianna Shakhnazarian)という女性である。訴訟の理由の一つは、元アシスタントが密かにマライアを録画していたからという。マライア側は「マライアに気付かれず、そして許可なしにマライアのプライベートを録画していました。それが公開されればマライアを恥かしめ、プロとしてのマライア(のイメージ)にダメージを与えることができるとアザリアンは分かっていました」と記述している。

さらにマライア側によると、元アシスタントはプライベートなところを録画しただけではなく、その動画を友人や同僚に見せていたと言い、「アザリアンは、もしマライアに解雇されたら動画を売り、その利益で家を買うと同僚に話していました」と明かしている。しかも、元アシスタントは仕事用のクレジットカードを個人のためにも使用していたとのことだ。そのためマライア側は、契約違反や受託者義務違反、恐喝、プライバシーの侵害で300万ドル相当の訴えを起こした。

マライア・キャリーの代理人は「(元アシスタントは)ペテン師で恐喝者でした」「マライアは彼女に対して訴訟を起こすほかなかったのです。元アシスタントへの証拠は膨大で、遺憾であります。我々は訴訟に勝つことができると思います。マライアは北米ツアーとラスベガスのショーが控えており、今年も彼女の活躍は続くでしょう」とコメントした。

一方で元アシスタントのリアーナ・アザリアンさんは現地時間16日、マライア・キャリーとマライアの元マネージャー、ステラ・ブロチニコフさん(Stella Bulochnikov)に対して訴訟を起こした。アザリアンさん側はマライアの主張は事実ではなく、業務だけに専念していたと主張している。

ちなみにマライア・キャリーは今年初め、元マネージャーのステラ・ブロチニコフさんとのセクハラ訴訟について合意したばかりだった。
(TechinsightJapan編集部 朝倉リリー)