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全日本スーパーフォーミュラ選手権は2019年から使用可能エンジンが年間1基に

2019年01月18日 22:21  AUTOSPORT web

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2018年スーパーフォーミュラ最終戦鈴鹿のピットレーン
JAF日本自動車連盟は1月17日、ホームページ上に2019年全日本スーパーフォーミュラ選手権統一規則の2019年の変更箇所に関するPDFを掲載したが、これに記された『第24条 車両とエンジン』のなかで、各競技参加者が使用できるエンジンが年間1基となることが明文化された。

 全日本スーパーフォーミュラ選手権では、スーパーGT GT500クラスと共通のホンダHR-417EとトヨタRI4Aという2種類のエンジンが使用されているが、2018年までは統一規則のなかで、「各競技参加者は、同一のエンジンを連続して4大会使用しなければならない」と記されていた。スーパーフォーミュラは年間7戦で、シーズン前半と後半で1基ずつ使用するのが通例だった。

 ただ今回、2019年への変更箇所として「各競技参加者が使用できるエンジンは、年間を通じ1基とする」と明文化された。

 スーパーGTでは年間2基のエンジンが使用可能だが、走行距離ではGT500の方が長い。とはいえ、スーパーフォーミュラを年間を1基で戦うとなれば相応の信頼性も重要で、シリーズ争いにどう影響するか注目のポイントになりそうだ。