落合陽一による写真集『質量への憧憬』が本日1月18日から販売されている。
展覧会『質量への憧憬 ~前計算機自然のパースペクティブ~』を1月24日から東京・天王洲アイルのamana squareで開催するメディアアーティストの落合陽一。同展ではソルトプリント4作品を含む平面作品21点、立体作品2点などを展示する。ソルトプリントとは19世紀にイギリスのウイリアム・H・F・タルボットによって発明された最初期の写真プリント方法。塩と銀の融合による感光性を利用し、独特の表現を実現する。
写真集『質量への憧憬』にはデジタルから見た非デジタル性への郷愁をテーマにした作品を約200点収録。各ページは落合陽一が選んだ印刷手法と紙を使用。ソルトプリントによって1枚ずつ手作業でプリントした、落合陽一のサイン入りの写真作品も収録される。完全受注生産で、200部限定となる。価格は送料と税抜きで99,800円。予約は『質量への憧憬 ~前計算機自然のパースペクティブ~』のオフィシャルサイトで受付中だ。
なお展覧会『質量への憧憬 ~前計算機自然のパースペクティブ~』を記念したトークイベントがamana squareで開催。1月26日にはYASUNARI KIKUMA、2月2日には佐々木紀彦、2月3日には奥山由之をゲストに迎え、落合陽一とトークセッションを繰り広げる。