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米シアーズが約5700億円の買収案に合意、約4万5000人の雇用維持へ

2019年01月18日 13:12  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

Sears Store Image by: Sears Brands, LLC
米百貨店「シアーズ(SEARS)」を運営する米小売り大手のシアーズ・ホールディングスが、前CEOのエディー・ランパート(Edward Lampert)氏による52億ドル(日本円で約5,700億円)の買収に合意したと発表した。取引はランパート氏が経営するヘッジファンド「ESLインベストメンツ(ESL Investments, Inc)」を通じて行われる。

 同社は昨年10月、アメリカ合衆国連邦倒産法第11章に基づき破産申請を行っていた。これに伴いランパート氏はCEOを退任しており、現在は代表取締役会長として経営に携わっている。
 今回の買収が成立すれば、約4万5,000人の従業員の雇用を維持することができるという。破産裁判所による売却承認の公聴会が2月1日に予定されており、承認が得られた場合、2月8日を目処に買収手続きが完了する見通し。