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パリス・ジャクソン 「心身の健康」のために治療施設に入所

2019年01月17日 19:53  Techinsight Japan

Techinsight Japan

「すぐに戻ってくるわ」と報告したパリス
「キング・オブ・ポップ」と言われた世界のスーパースター、故マイケル・ジャクソンの娘パリス・ジャクソン(20)。モデルや女優として活躍するパリスだが、このほど心身の健康のために治療施設に入所したと米各メディアが報じている。

マイケル・ジャクソンは2009年6月に50歳で亡くなり、その死から今年で10年が経つ。父の告別式で泣きながら「私の父は最高でした」と話していた愛娘パリスは今年4月で21歳となり、2017年にテレビシリーズ『STAR夢の代償』や2018年の映画『グリンゴ』に出演し、新作『The Space Between』の出演も決まっており、ハリウッドでのキャリアを着々と築いていた。

しかし頑張りすぎたせいか、このほど関係者が『Us Weekly』に「仕事の関係で世界中をまわる忙しい1年を過ごし、パリスは再起動、再調整、心身の健康を優先する時間をとる必要があると考えました」「身体や健康状態の改善や、良好な状態の継続(ウエルネスプラン)のために自ら治療施設に入りました。復活するのを楽しみにしていますし、ワクワクするような新しいプロジェクトに取り組む準備ができるのです」と証言している。

この報道の後、パリス・ジャクソン本人がインスタグラムを更新し、「メディアはいつも通り大袈裟ね…。そうよ、仕事、ソーシャルメディア、携帯電話はやらないことにしたわ。だって、ときどき大変になりすぎちゃうから。それにみんな休む権利があるわ。私はこれまで以上に幸せで、健康で、気分が良いの! ガブリエルと私はあなたたちに新しい音楽をシェアするのが楽しみなのよ! あなたたちが、愛、光、そしてたくさんのことで満ち溢れた新年のスタートを切ったことを願っているわ。すぐに戻ってくるわよ!!」と報告した。パリスは恋人と噂されるガブリエル・グレンとバンド「The Soundflowers」としても活動している。

パリス・ジャクソンは2013年、15歳の時に自殺未遂で病院に運ばれたことがあった。パリスは当時のことについて、2017年に『Rolling Stone』で「自己嫌悪に陥り、自分を卑下してばかりで、なにひとつ上手くできなくて、生きている価値がないと思ってしまったわ」と語っていた。

過去このような出来事があったために、今回の報道を受けて多くの人が心配したであろうことは想像に難くない。しかし本人の言葉通り、現在のパリスは過去の苦い経験から、心身が極限状態になる前に自らを労わることを選んだもよう。「キング・オブ・ポップ」マイケル・ジャクソンの忘れ形見として、人々はパリス・ジャクソンを見守り、その完全復帰を待っていることだろう。
(TechinsightJapan編集部 朝倉リリー)