F1で培った技術をフィードバックした市販車を製造するマクラーレン・オートモーティブは、マクラーレン600LTのコンバーチブルモデル、『600LTスパイダー』を発表した。
2018年6月にマクラーレン・オートモーティブの最新スポーツシリーズとして発表された『600LT』は、最高出力600馬力、最大トルク620Nmを発揮する3.8Lツインターボエンジンを搭載するスポーツモデルだ。
今回新たに追加されるコンバーチブルタイプの600LTスパイダーには、650S、675LT、570Sのコンバーチブルモデルでも実績のある電動リトラクタブルハードトップを採用。40km/hまでの速度であれば開閉が可能となる。
クーペモデルの600LTと比べ、重量増は50kgに抑えられ、乾燥重量は1297kgとなる。0-100km/h加速は600LTと同じく2.9秒、0-200km/h加速は600LTから0.2秒遅いだけの8.4秒、最高速度はルーフを開いた状態で315km/h、ルーフを閉じた状態で324km/hという性能を誇っている。
価格は3226万8000円(税込)で、期間限定生産となる。2019年3月から納車が開始される予定だ。