名取鉄平がカーリン・バズ・レーシングから2019年シーズンのFIA F3(旧GP3)に参戦することが発表。2019年のFIA F3には角田裕毅と名取のふたりの日本人ドライバーが参戦することとなった。
ヨーロッパF3やFIA F2、インディカー・シリーズ等に参戦するイギリスの名門カーリン。2001年には佐藤琢磨を擁してイギリスF3、マカオGP、マスターズF3を制したチームだ。2019年には松下信治が同チームからF2に参戦する。
そんなカーリンからFIA F3に参戦する名取は、2017年に鈴鹿サーキットで開催されたスーパーFJ日本一決定戦で優勝し、SRS-Fではスカラシップを獲得。2018年にはHFDP/SRS/コチラレーシングからFIA-F4選手権に参戦し、ランキング2位を獲得する活躍をみせた。
「FIA F3でカーリン・バズ・レーシングの一員になることを非常に楽しみにしています」とFIA F3公式サイトで語った名取。
「2019年シーズンでは学ぶことはたくさんあるが、F1ドライバーになることを目指し、チャンピオン獲得に向け懸命に戦います」
カーリンのチーム代表を務めるトレバー・カーリンは「2018年のマカオGPで一緒に働き、素晴らしい経験をした。この関係性が将来に続くことを願っている」と語った。