2000年、2002年のWRC世界ラリー選手権チャンピオンであるマーカス・グロンホルムが2月14~17日に行われる第2戦スウェーデンへ、トヨタ・ヤリスWRCで参戦する。
グロンホルムのラリー・スウェーデン参戦は1月15日に公開されたエントリーリストで明らかとなったもの。2018年9月に報じられたグロンホルムのヤリスWRC実戦デビューが現実のものになった。
ただし、エントリーチーム名は『TOYOTA GAZOO Racing WRT』ではなく、グロンホルム自身のチームである『GRX Team』となっており、あくまでプライベーターとしての参戦とみられる。
そのためラリー・スウェーデンにはクリス・ミークとオット・タナク、ヤリ-マティ・ラトバラのトヨタ陣営レギュラードライバー全員もエントリーしている。
グロンホルムは2017年のラリー・フィンランドでヤリスWRCのデモンストレーションランを担当したことがあり、マシンの経験はゼロではなく、この際は現役ドライバーに引けを取らないタイムを記録していた。