音声操作に対応するAIアシスタント機能を搭載するスマートスピーカーが浸透しつつある。情報収集したり、スマート家電を操作したりとかなり便利だが、2019年はここにディスプレイを搭載したものが主流となるかもしれない。
フランスのArchosは、1月8~11日に米国ラスベガスで開催されるCESで、Alexa搭載のスマートディスプレイ2種を展示すると発表した。価格は129~149ドル(約1万4000~1万6000円)とリーズナブルだ。・デザインや機能の異なる2種今回発表したのは「Mate 5」と「Mate 7」。両方ともAlexaやディスプレイを搭載しているが、機能やデザインが異なる。
まずMate 5は立体的な楕円形をしていて、ディスプレイは5インチ、解像度1920×1080。
デュアル3Wスピーカー、1.2GHzクアッドコアプロセッサーを搭載し、目覚まし時計のような感覚でベッド脇などにおいても良さそう。価格は129ドル(1万4000円)。・5MPのカメラでテレビ電話も一方のMate 7はフォトフレームのような長方形で、ディスプレイは7インチとMate 5より一回り大きい。CPUは1.3GHzと若干パワフルで、スピーカーは10Wと迫力あるサウンドを楽しめる。価格は149ドル。
ちなみに、どちらも5MPのカメラを搭載しているので、Skypeコールなどにも重宝する。
1万円台なら、単にスマートスピーカーではなくディスプレイ付きのものを買ってもいいかも、と思う消費者も出てきそうだ。Mate 5とMate 7は、まずは2019年第一四半期に欧州で発売される予定という。
Archos