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WRC:ヒュンダイが2019年型i20クーペWRCを公開。レジェンドのローブを迎え必勝誓う

2019年01月12日 21:41  AUTOSPORT web

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2019年仕様のヒュンダイi20クーペWRC
1月24日に開幕する2019年シーズンのWRC世界ラリー選手権に挑むヒュンダイ・シェル・モビス・ワールド・ラリー・チームが2019年仕様のヒュンダイi20クーペWRCを初公開した。

 ヒュンダイは2018年シーズン、中盤までチャンピオン争いをリードしたものの、シーズン後半はセバスチャン・オジエとTOYOTA Gazoo Racingの猛追を受け、悲願のタイトル獲得には手が届かなかった。

 迎える2019年シーズンはティエリー・ヌービルとアンドレアス・ミケルセンを軸に、ダニ・ソルドと新たにチームに加わったWRCのレジェンド、セバスチャン・ローブをラウンドごとに交代して起用し戦っていく。

 1月12日、イギリス・バーミンガムで開催中のオートスポーツ・インターナショナルで発表された2019年仕様のi20クーペWRCは、2色のブルーをメインとしたこれまでのカラーリングを踏襲。

 しかしアクセントカラーとしてフロントグリルやフロントライトの周り、リヤウイングなどを縁取るようにレッドが取り入れられ、赤みが増した印象を受ける仕上がりとなっている。

 今季から新たにチームディレクターを務めるアンドレア・アダモはWRC参戦6年目の目標を次のように語った。

「WRCにおける我々の目標はこれまでと変わっていない。マニュファクチャラーズタイトルとドライバーズタイトルの獲得だ。これはヒュンダイとヒュンダイNブランドの両者にとって重要なんだ」

「WRCの戦いは極めて僅差で、ライバルチームたちも勝利への強い欲求をもって新シーズンへ臨んでくるだろう。我々は14戦すべてでベストパフォーマンスを発揮できるようにしなくてはならない」

 2019年シーズンのWRCは1月24~27日の第1戦モンテカルロで開幕。ヒュンダイはヌービルとミケルセン、ローブの3名を送り込む。