千葉県の幕張メッセで開催されている東京オートサロン2019のなかで、NASCAR K&Nプロシリーズに参戦する古賀琢麻が2019年の参戦体制を発表。シボレーからトヨタにマシンをスイッチしてシリーズに継続参戦する。
2017~18年と2年連続でシリーズにフル参戦した古賀。昨年はK&Nプロシリーズ・ウエストでアメリカ人ドライバー以外では最上位となるドライバーズランキング9位を獲得した。
そんな古賀は2019年もシリーズへの参戦を継続するが、チームを移籍。2018年のチャンピオンチームであるパフォーマンスP-1モータースポーツ(PP1M)へ加わり、カーナンバー77のトヨタ・カムリをドライブする。
また、十数年来の仲だというクレイジーケンバンドの横山剣さんもサポートを継続。チーム名もクレイジーケンバンドの頭文字であるCKBを含む『PP1M CKB TOYOTA RACING』となる。
「これまでシボレーをドライブしてきましたが、初めてメーカーを移籍して、チームも新たにPP1Mとなります」と古賀。
「このチームはK&Nのなかで、トヨタのエースチームと言え、去年のチャンピオンチーム。こういう環境に来ることができたことを感謝したいですね」
「今年組むクルーチーフは、携わったなかで勝てなかったドライバーがいないという人。すでに『勝てよ』というプレッシャーがありますね(笑)」
「4年前にシリーズに復帰して、3年前はフル参戦が目標で、去年はアジア人として初めてランキングトップ10入りしました。あとは勝ちしかなく、周りの方が期待して作ってくれた状況です。アメリカに行って初めて環境を準備してもらったので、絶対やらなきゃいけないなと思います」
体制発表会には古賀をサポートするスポンサー関係者や、横山さんも登壇。「センターピラーにクレイジーケンバンドのマークも入れていただきました。現場で応援できないときも、気持ちを送り続けるので、熱いレースを期待しています」とエールを送っていた。