スーパーGTや全日本スーパーフォーミュラ選手権、マン島TTレースなどのモータースポーツ活動を展開している株式会社M-TEC(無限)は1月11日、2019年のモータースポーツ活動概要を発表した。
無限は“速い”“強い”“格好いい”の3つをテーマに、ユーザー参加型モータースポーツからトップカテゴリにいたるまで、国内外を問わずにモータースポーツ活動を展開している。
2019年、国内モータースポーツではスーパーGT500クラスにTEAM MUGENとして継続参戦。日本人ドライバーとして初めてF1モナコGP、インディ500、ル・マン24時間レースの世界三大レースに参戦した中野信治を監督に、武藤英紀、中嶋大祐のふたりでシリーズチャンピオン獲得を目指す。
スーパーフォーミュラにもTEAM MUGENとして参戦し、15号車にダニエル・ティクトゥム、16号車に野尻智紀を起用して参戦する。チーム監督はこちらも中野信治が務める。
また、GT500では5チーム5台、スーパーフォーミュラで5チーム9台に2.0リッター直列4気筒直噴ターボエンジン『HR-417E』を供給。エンジンメンテナンスおよびエンジンサーキットサービスを展開する。
そのほか日本国内におけるホンダNSX GT3の販売・サービス・パーツ供給も実施。サーキットではテクニカルサポートも展開する。
2012年からスタートした独自プロジェクトのマン島TTレースについては、2019年も継続してゼロチャレンジクラスに参戦するとのこと。体制などの詳細は3月22~24日に開催される第46回東京モーターサイクルショーで発表するという。
参加型モータースポーツに関しては、株式会社モビリティランドと共同で運営するHonda Sports&Eco Programを2019年も開催。4段階のスクールプログラムと年4回のレースプログラムを継続して開催するほか、より多くの人が体験できるような料金プランを設定するなど、内容を充実させる。
そのほかホンダN-ONEによるワンメイクレース『N-ONE OWNER’S CUP』、ホンダ・フィットによるワンメイクレース『FIT 1.5 Challenge CUP』も継続開催する。