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元SKE48の梅本まどかなど“WRC招致応援団”がトークショーに登場。2020年の日本開催に向けエール

2019年01月12日 08:11  AUTOSPORT web

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元SKE48の梅本まどかなど“WRC招致応援団”がトークショーに登場。2020年の日本開催に向けエール
幕張メッセで開催中の東京オートサロン2019で、『WRC招致準備委員会』が2020年のWRC招致に向けた応援トークショーを開催。フィギアスケーターの小塚崇彦さんと元SKE48の梅本まどかさん、J SPORTのWRC番組でメインキャスターを務める栗田佳織さんが登場した。

 WRC日本ラウンドの招致計画と、招致準備委員会の立ち上げがアナウンスされたのはちょうど1年前の2018年1月、東京オートサロン2018でのこと。委員会の中心は株式会社サンズが担い、2018年中には着々と招致に向けた準備が進められていた。しかし、10月12日にFIAが発表したWRCの2019年開催スケジュール全14戦には日本の記載はなく、2019年の開催は見送りとなっていた。

 今回は2020年に向けたWRC招致“応援団”の小塚さん、梅本さん、栗田さんの3人が登場。『WRCへの思い』というテーマでトークショーを実施。2018年にTOYOTA GAZOO Racing 86/BRZレースでレースデビューを飾った小塚さんは「自分でやってみるのも大事だし、近くで本物を見るのも大事です。クルマを楽しんでもらうきっかけとして、WRCが日本に来るのは大事だと思います」と自身の経験を踏まえて語る。

 2018年にTOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジでコドライバーデビューを果たしチャンピオンを獲得した梅本さんは、「コドラって楽しそう」とぽろりとトークショーでコメントしたところ実現したというエピソードを交えつつ、「本場のWRCを間近で見てみたいですね」と語りにも熱がこもった。

 一方の栗田さんは「オーディションをきっかけにWRC番組に携わることになったのですが、初めて行った取材先で、シェイクダウン走行中にラトバラが来て。小石がばっと当たってやられました(笑)」とWRCとの“馴れ初め”を明かして笑い、「そういうのがたまらないんです」とWRCの魅力を伝えた。

 トークショーのなかでは小塚が「ラリーに出てみたい」とぽろり。梅本さんや栗田さんが「最初からドライバーに挑戦しては?」と盛り上がるシーンもあった。

 小塚さん、梅本さん、栗田さんによるトークショーは1月12日、13日も行われる予定。12日は14時30分から、13日は14時から開催される。会場の国際会議場内にはお客さんが2020年のWRC招致へ向けたエールを書き込めるポスターや、ラリーマシンの展示なども行われている。

 このトークショーのほか、WRC招致準備委員会の活動報告も行われた。2020年のWRC招致のために2018年には視察イベントを実施し、総じて高い評価を得たことを報告。2019年の秋には、2020年招致に向けたイベントなども検討されているとのことだ。