1月11日、千葉県の幕張メッセで開幕した東京オートサロン2019に出展しているTOYOTA GAZOO Racingは、市販化を目指し開発を進めているダイハツ・コペンをベースとした『コペンGRスポーツコンセプト』を発表した。
WEC世界耐久選手権やWRC世界ラリー選手権を戦っているTOYOTA GAZOO Racingは、モータースポーツ活動で培った経験を市販車に活用したスポーツモデルを『GR』シリーズとして販売。また2018年の東京オートサロンではWECで培った技術を活用したロードゴーイングモデル『GRスーパースポーツ・コンセプト』を発表している。
今回発表されたコペンGRも、そんなモータースポーツのDNAが息づく1台。GAZOO Racingカンパニーの友山茂樹プレジデントによれば「もっと気軽にGR、というユーザーをターゲットにダイハツと共同で生まれたGRシリーズ初の軽スポーツクーペ」として市販化に向けた開発が進められているという。
また、GRスーパースポーツ・コンセプトについては現在も市販化に向けて開発に取り組んでいるとしたほか、WRC世界ラリー選手権で培ったノウハウを活かす“戦略的スポーツモデル”も開発しているとのこと。
ただし、こちらは「事務局から絶対に言わないでくれと念押しをされております(笑)」として、これ以上のアナウンスはなし。続報を楽しみにしたい。
そのほか、プレスカンファレンスでは『GR』の頂点に立つモデル『マークX GRMN』を発表。3月11日より全国のGRガレージで発売すると発表した。希望小売価格は513万円で、1月11日より注文受付を開始し、成約順に350台の限定販売となる。