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けもフレ、多田くん... ミュージシャン大石昌良、アニメ楽曲制作の心構え語る 「ファンにならないと書けない」

2019年01月10日 19:53  アニメ!アニメ!

アニメ!アニメ!

独占有名人インタビュー/大石昌良
『けものフレンズ2』の主題歌も担当している大注目のシンガーソングライター・大石昌良が、電子コミック配信サービス「めちゃコミック(めちゃコミ)」の「有名人が好きな漫画を語りつくす!独占インタビュー」に登場。アニメタイアップ曲の制作における心構えや、自身の中で“今一番続きが気になるマンガ”などを明かした。


少年誌が大好きで、昔から「週刊少年ジャンプ」と「週刊少年マガジン」を毎週欠かさずに読んでいるという大石。これまで数多くのアニメタイアップ曲に携わってきたが、楽曲制作の際に初めて知ったマンガであっても「基本的には原作を読んでから曲を書いたり、歌を歌ったり」しているという。

では、マンガから受けたインスピレーションをもとに作曲・作詞をしているのかといえば、そうではなく「作品の世界観をそのまま描こうということが多い」とのこと。
「作品のファンにならないと書けない」ため、「その作品への愛がないと、どうしても隙ができてしまう気がするんです。だから後悔しないためにも、ちゃんと原作を読んで、ファンでいることを大前提として作るようにしています」と打ち明ける。

また、アニメオリジナル作品よりは「原作がある作品の方が書きやすい」そうで、「原作があるものは、目指すゴールが決まっていて、それに向かって詰めていく感じなので、そうした意味ではやりやすいのかもしれませんね」とも語った。

さらにマンガのアニメ化に際しては、時に「イメージと合わない主題歌でショック」というファンの声が聞かれることもあるが、これについては「アニメ化や実写化に関しては皆さん本当にシビアなので、僕が曲を作る時は、原作ファンの方々もとことん調べています。どういうタイプの方がいらっしゃるのか、この作品以外だとどういう作品が好きなのか……全部調べてから書きます」と徹底的なリサーチぶりを明かす大石。

それでも「けちょんけちょんにリテイクが来る」時もあるそうだが、「だけど、そうしてより原作のイメージに近づけていくんです。だから自分が作る曲は大体作品に合ってるんじゃないかな、と自信を持っています」と胸を張った。


このほか、今一番続きが気になっているマンガ『ブラッククローバー』や、好きなマンガ『ダイヤのA』に対する大石の思いも語られた「大石昌良インタビュー(前編)」の全文は、「めちゃコミ」内「めちゃマガ」にて公開中。後編は1月17日10時の掲載が予定されている。
また大石が薦める『ダイヤのA』も、「めちゃコミ」にて会員・非会員を問わず無料配信中だ。