2019年シーズンよりKTMのテストライダーとなったダニ・ペドロサだが、数日前に受けた精密検査の結果、右鎖骨の二重骨折が判明。2月にマレーシアで予定されていたシェイクダウンテストへの参加を見送り手術に専念することになった。
2018年シーズンをもってロードレースから現役引退しMotoGPの殿堂入りを果たしたペドロサは、2019年はKTMのMotoGPテストライダーに就任した。
しかし、数日前に受けた精密検査で、右鎖骨が疲労により3部分にわかれる二重骨折をしていることが判明。中央の骨は十分に血流が行き届いておらず、骨粗鬆症の恐れがあるため、適切な回復法が必要となるようだ。
そのため、医師の助言を受け、近日中に幹細胞を利用した細胞移植治療を受けることとなった。
ペドロサは、12月中旬にスペインのヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで2日間のプライベートテストに参加。KTMのMotoGPマシンを初ライドしていたが、今回の負傷により、完治までにある程度の時間が必要とされることから、2月1日からマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで開催されるシェイクダウンテストへの参加を見送ることになった。