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ゴールデングローブ賞で「フィジー・ウォーター・ガール」が一躍時の人に

2019年01月10日 14:22  Techinsight Japan

Techinsight Japan

写真に写り込むフィジー・ウォーター・ガール(画像は『FIJI Water 2019年1月7日付Instagram「And the award for Best Supporting Actress in Every Picture goes to... #FIJIwatergirl」』のスクリーンショット)
アカデミー賞の前哨戦と言われ、世界で最も注目される授賞式の1つゴールデングローブ賞。現地時間6日に第76回ゴールデングローブ賞授賞式が開催され、今年もスターたちがドレスアップしてレッドカーペットを華やかに彩った。しかし今回の授賞式で、セレブではない「フィジー・ウォーター・ガール」という女性が注目を集めている。

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第76回ゴールデングローブ賞には候補者のレディー・ガガ、ブラッドリー・クーパー、ラミ・マレック、エミリー・ブラント、クリスチャン・ベールらをはじめ、才能あるスターたちが集まった。しかしそこに、レッドカーペットの主役であるはずのスターよりも目立つ女性がいた。その女性はブルーのドレスを着用し、スターたちにフィジー・ウォーターのペットボトルを配る仕事をしていたのだ。

この女性はレッドカーペットでハイディ・クルムやジム・キャリーなど多くのセレブの後ろでフィジー・ウォーターを持ってひっそりとたたずみ、時にはカメラ目線でまるでスター並みに写真に写り込んでいた。あまりにも多くの写真に写っていることから、ネット上で大きな話題になっている。

フィジー・ウォーター側もこれには大喜びで、インスタグラムにコラージュした画像をアップ、「すべての写真の助演女優賞はフィジー・ウォーター・ガール」と投稿した。さらにツイッターには「我々はみなさんが私たちの水の話をしてくれてとても嬉しいです! *不吉な存在を感じる* 彼女はすぐ後ろにいるでしょ?」とつぶやいている。しかもそれだけでは収まらず、フィジー・ウォーター・ガールは現地時間7日にトーク番組『The Late Late Show with James Corden』にも出演を果たした。

フィジー・ウォーター・ガールとして話題になった女性はケレス・カスバートさんで、モデルとして活躍している。ゴールデングローブ賞の前はインスタグラムのフォロワー数が5万3000人ほどだったのに対し、現在は21万人以上にまで増えた。昨年11月には日本も訪れていたようである。

ケレスさんはレッドカーペットで多くの写真に写り込んだことに対して、『PEOPLE.com』に「そこら中にフォトグラファーたちが大勢いたんです。どこに立っていようが関係なく、すべての写真に写ってしまうんですよ。(セレブの)後ろにウロウロしていることが多いなら、少なくとも良く写りたいですよね」とコメントしている。

レッドカーペットでは過去にアカデミー賞授賞式でジョン・トラボルタから頬にキスされるスカーレット・ヨハンソンの写真や、ドレスのスリットから右脚を惜しげもなく見せたアンジェリーナ・ジョリーのポーズが話題となり、パロディ写真が出回ったこともあった。



画像は『FIJI Water 2019年1月7日付Instagram「And the award for Best Supporting Actress in Every Picture goes to... #FIJIwatergirl」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 朝倉リリー)