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水川あさみが語る、『QUEEN』でバディ組んだ竹内結子の魅力 「女性にとってヒーローのよう」

2019年01月10日 06:12  リアルサウンド

リアルサウンド

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 本日1月10日より、竹内結子主演のドラマ『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』(フジテレビ系)が放送される。


 本作は、法廷ではなくスキャンダルの裏側を舞台にしたノンストップ・エンターテインメント。情報を操作し裏で社会を動かす“スピン・ドクター”と呼ばれる人間を日本で初めて題材にしたオリジナル・ストーリーを描く。


 今回リアルサウンド映画部では、竹内演じる主人公・氷見江を支える同僚の弁護士・与田知恵役を演じた水川あさみにインタビュー。初となる弁護士役への意気込みや竹内との共演、現場の雰囲気や本作の見どころについて話を聞いた。


参考:<a href=”https://www.realsound.jp/movie/2019/01/post-303031.html”>竹内結子主演『QUEEN』はキャストのアンサンブルが魅力に 関和亮ら彩る、スキャンダルの裏側</a>


ーー撮影現場の雰囲気はいかがですか?


水川あさみ(以下、水川):監督の関(和亮)さんを中心としたクリエイターの方々が集まって撮るという新しい試みになるので、とても楽しくやっています。


ーー関さんの演出の面白さや新鮮さを感じる場面はありますか?


水川:関さんは、新しいことをしようとする方なので面白いです。すごく長いシーンをワンカットで撮ってみたり、どこで誰が喋っているのか分からないように撮ったり、そういう思いもよらない撮影があります。


ーー竹内さんや中川大志さん、バカリズムさん、斉藤由貴さんをはじめ、すごく豪華なキャストです。共演者の皆さんとの雰囲気はいかがですか?


水川:すごくいいですよ。5人みんなでやり取りするシーンは、個々のキャラクターが特に出るので、みんながその場で生まれるものを楽しんで、試行錯誤を繰り返しています。息はピッタリ合っていると思います。


ーー役柄としては竹内さんの相棒になりますが、竹内さんとの印象的なやり取りはありますか?


水川:セリフを読んで「ちょっと言葉の使い方が違うかな」と迷っちゃうことがあるんですよね。そういう時に結子さんが「こっちの言葉の選び方のほうがいいんじゃない」と言ってもらったりして、私が悩んだ時に結子さんは手を差し伸べてくれます。


ーー水川さんにとって、今回は初の弁護士役になります。


水川:いわゆる、裁判や法廷のシーンがある弁護士ではなくて、スキャンダルを専門に、破天荒なやり方で事件を解決していく役なので、すごく難しいセリフを喋ったり、シリアスなシーンが続いたりするわけではないんです。特に、私が演じる与田は、口が悪くて、思ったことをすぐ口に出してしまうような人で、いわゆる弁護士というより、人間として面白い人になればいいなと思って演じています。


ーー水川さんが考える、与田知恵というキャラクターの魅力は?


水川:与田はとても頭が良い女性ですが、若い女の子に嫉妬したり、イケメンが好きだったりするそのギャップが面白いです。そういうギャップが与田の人間らしさという魅力に繋がっているのかなと思います。


ーー与田という役と、ご自身で共通点は感じますか?


水川:気が強いところは似ているかもしれないですね(笑)。


ーー今までの弁護士ドラマと『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』で「ここが違う!」というアピールポイントは?


水川:取り扱う事件も、今のSNSの時代に合ったもので、とてもリアリティーのあるお話になっています。世間にはびこっている、ちょっとした悪事をテーマにしているところは普通の弁護士ドラマと違う点かもしれません。あと、それぞれのキャラクターがすごく立っていて面白いので、そのやり取りも注目していただければと思います。


ーー視聴者の方に、本作をどのように観てほしいですか?


水川:楽しく、爽快に見ていただける作品になれば嬉しいです。結子さん演じる氷見さんはとても正義感が強くて、女性にとってヒーローのような存在なので、その活躍も楽しんでいただければと思います。


(取材・文=島田怜於)