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中川大志、元母親役の竹内結子&斉藤由貴との共演に感激 「まさか今回一緒に働けるとは」

2019年01月09日 15:12  リアルサウンド

リアルサウンド

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 1月10日スタートの竹内結子主演ドラマ『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』(フジテレビ系)の緊急号外制作発表会が、1月9日に都内で行われた。主演の竹内結子をはじめ、水川あさみ、中川大志、バカリズム、斉藤由貴の5名が登壇し、ドラマの見どころを語った。


 本作は、法廷ではなくスキャンダルの裏側を舞台にしたノンストップ・エンターテインメント。情報を操作し裏で社会を動かす“スピン・ドクター”を日本で初めて題材にしたオリジナル・ストーリーとなる。破天荒すぎる弁護士たちが、セクハラ、パワハラ、損害賠償、名誉毀損などのスキャンダルやトラブルから依頼者を救い出そうと奔走する姿を描く。メガホンを取るのはPerfumeの一連の作品や星野源の「恋」などを手がけた映像クリエイター・関和亮である。


【写真】出演陣が驚いたニセSP


 第1話のエピソードに絡め、不審者がTV局に侵入しないようにSPが厳重警戒する中、会見はスタート。登壇したキャスト陣はSPの演出を知らされておらず、驚くと共に笑顔を見せた。主演の竹内は「会場に着いた途端に、屈強なSPがいたことに驚いています」と挨拶すると、バカリズムが初めてSPの存在に気がつき「びっくりした!!」と盛大に驚く。キャスト同士で笑い合い、盛り上がる様子からチームの和気藹々とした雰囲気が伝わってきた。さらに話題は出演者の衣装へ。水川の全身オレンジの衣装が、バカリズムのネクタイのオレンジと同じだと話を振られると、バカリズムは「(水川が)遠くから歩いてくるのを見ると、カズレーザーみたいだなって」と茶目っ気たっぷりのコメント。これには会場も水川本人も爆笑。竹内も同じように感じていたらしく、竹内は「一度カズレーザーさんだと思ってしまうと、あさみちゃんがずーっとカズレーザーさんに見える……」とこぼした。それに対し水川は「金髪にしてくればよかった」とこのドラマのためにショートカットに切り揃えた髪について話した。


 また、話題は中川大志が連続ドラマでスーツを着るのが初めてだというくだりへ。中川は今まで学生役が多く、スーツを着ているのが新鮮だと言う。実は中川はまだ20歳。「まさか、今20歳になったんですけど、27歳役がくるとは思わなかったですね」と落ち着いた様子で答えた。竹内は「今20歳っておっしゃっていましたけど、落ち着いていて、藤枝くん(役名)がまだ本人より若いんだってことを感じさせない佇まいなので、とても頼もしい方だなと思います」とコメント。斉藤に話が振られると「私もハタチだと思ってなかったです。親子をやったこともあったのですが、あまりにも変わったのでよくわからなかったです。急に大人になったから……子供は大きくなるのが早いです」としみじみコメント。それに対し中川は「斉藤さんとも、竹内さんとも親子をやらせて頂いたことがありまして、まさか今回一緒に働けるとは思っていなかったので感慨深いものがあるなと」と話すと、思わずキャスト陣から笑い声が。竹内もまた「子供の成長は早いもので」と笑顔で切り返した。


 また、今回バカリズムは本作にキャラクター監修としても携わっている。それについてバカリズムは「僕も初めての立ち位置なのですが、やっていることは、本編ではないく事務所内でのちょっとしたやりとりにちょっと笑いを入れたり、何かを足したりなど、緩急の”緩”の方をやらせていただいています。面白いなって思ったら、それが僕の仕業だと思ってもらえれば」と笑いを誘い、会場の空気をさらに温めた。


 さらにこの会見はQUEEN特別号外制作発表ということで、出演者のニュースを元に号外を作成する企画に移行。このコーナーでは「竹内結子 まさかの爆弾だった」、「水川あさみ まさかの大物芸能人も唸る女子力」、「中川大志 まさかの学歴詐称疑惑」、「バカリズム まさかの大の甘党宣言」、「斉藤由貴 まさかの台本無視」がスクープされ、それぞれがスクープについて言及。中川は、役である藤枝の学歴についていじられていることを「中川大志」とつけられてしまったことにタジタジ。「僕じゃない」と必死でアピールしつつも、藤枝の役のハーバード卒という学歴についてもしっかりアピール。マグカップやボールペンなど、藤枝の使用するグッズはハーバードのロゴが入っている細かい演出があることを明かした。


 さらに斉藤の台本無視に関しては、現場でアドリブが多く自由な環境でお芝居ができているという真相が。司会者の「色んなことを今までたくさん無視してきたのですか?」という鋭いツッコミに、斉藤は「それは……語弊があります」と笑う。監督がカットをかけるまでが長く、各々がカットまでの時間をアドリブでつないでいることを明かした。最後に号外に選ばれたタイトルは「竹内結子 まさかの爆弾だった」。特製の顔はめパネルで写真撮影をし、会見の最後に記者陣に配布された。会見の締めくくりでは竹内が「鈴木法律事務所にお越し下さいませ……と言いたいのは山々ですが、我々一同曲者揃いでお待ちしておりますので毎週木曜10時楽しいひと時を過ごしていただけたらなと思っております。皆様1月10日よりどうぞよろしくお願い致します」と挨拶。役もさることながら、役者陣も個性が強くしっかり自分の言葉で話すタイプが多い印象の『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』。終始笑いの絶えない会見となり、大いに盛り上がった。


(Nana Numoto)