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ゴズリングの妻役クレア・フォイが怒号、映画『ファースト・マン』本編映像

2019年01月08日 19:31  CINRA.NET

CINRA.NET

『ファースト・マン』 ©Universal Pictures
映画『ファースト・マン』の本編映像が公開された。

『ゴールデングローブ賞』作曲賞を受賞した同作は、『ラ・ラ・ランド』『セッション』のデイミアン・チャゼル監督による新作映画。人類史上初の月面着陸計画を、アポロ11号の船長ニール・アームストロングの視点から描く。主演は『ラ・ラ・ランド』でもチャゼル監督とタッグを組んだライアン・ゴズリング。アームストロングの妻ジャネット役を映画『ドラゴン・タトゥーの女』シリーズ最新作で主演を務めたクレア・フォイ、指揮官ディーク役をカイル・チャンドラーが演じた。公開は2月8日。

本編映像には、飛行船が危険な状況に陥ったため回線を遮断したディークのいる管制室にジャネットが押しかけ「今すぐ回線を戻して」と直談判するシーンや、ディークが「事態は我々の管理下にある」とジャネットを宥める場面、ジャネットが「規定や手順で“管理している”と思うだけ。何ひとつ管理下にない!」と怒号を飛ばして去っていく様子などが映し出されている。

ジャネット役を演じるにあたって本人のインタビュー音声を聞き込んだというクレア・フォイは「当時ジャネットたちは極度のストレスにさらされていて、感情的にならざるを得なかったから彼女たちの発言は少し辛口。ジャネットはじめ宇宙飛行士の妻たちは歴史を作った影の立役者。でも彼女たちにスポットが当たることはなかった」とコメント。

またチャゼル監督はクレア・フォイについて「クレアの演技を観たのは『ザ・クラウン』だった。今回は国や時代、キャラクターの性格も180度正反対の役だ。でもクレアは見事に役になり切った。アームストロング一家を知る人がセットに訪れると一瞬にして固まっていたよ。“あそこにジャネットがいる”ってね」と述べている。