韓国のヘルメットメーカーであるHJCヘルメットは、MotoGPライダーのカル・クラッチローと2019から2年間契約を締結したことを発表した。
1971年に設立されたHJCヘルメットは、GPライダーも使用する韓国のヘルメットメーカー。最高峰クラスではホルヘ・ロレンソが2013~2015年の3年間使用したほか、現在ではアンドレア・イアンノーネが使用しており、2018~2019年の2年間契約を結んでいる。
MotoGPクラスに参戦しているクラッチローは、これまでアライヘルメットを被っていたが2019年からはHJCヘルメットを使用することになる。
2011年からMotoGPクラスに参戦しているクラッチローは、2015年からホンダのサテライトチーム、LCRホンダ・カストロールに移籍。これまで3度の勝利を収めている。
クラッチローの最高峰クラス初優勝は、HJCヘルメットが45周年を迎えた2016年第11戦チェコGPで、ヘルメットメーカーとして世界初のタイトルスポンサーを獲得したレースだった。2017年と2018年は第5戦フランスGPのタイトルスポンサーを飾っている。
クラッチローは「HJCヘルメットとの新しいパートナーシップを発表できることをとても嬉しく思う。HJCヘルメットはここ数年、MotoGPのパドックで存在感を高め、レースのスポンサーを務めてきた。そしてそのファミリーに加われることを嬉しく思う」とコメント。
「大企業にも関わらず、個々のアプローチや関係を失うことがなかったことは僕にとって大きな意味があった。HJCのヘルメットは素晴らしい製品で、デザインを進化させ発展させ続けるために彼らと協力することを楽しみにしている」