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マクラーレンF1のポテンシャルを信じるサインツ、5年の復活プロジェクトへの参画を望む

2019年01月08日 16:41  AUTOSPORT web

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2018年F1アブダビテストで初めてマクラーレンのマシンに乗ったカルロス・サインツJr.
カルロス・サインツJr.は、マクラーレンとの現在の契約期間は2年だが、それを延長して長期間にわたりチームに貢献し、復活までのプロセスに参加することを望んでいる。

 F1の中団トップに位置するルノーに所属していたサインツJr.は、フェラーリに次いでグランプリでの優勝回数が多いマクラーレンが復活することを信じて、同チームに移籍した。

 低迷が続くマクラーレンは、2018年に管理部門と技術部門を再編したが、体制変更のプロセスはまだ終わっていないとCEOのザック・ブラウンは述べている。

 ブラウンはつい先日、マクラーレン復活のために5年契約を用意していると発言しており、サインツJr.は、この長期にわたる基盤作りに大きな貢献を行うことを望んでいるという。

「僕はチームと2年契約を結んでいる。だが、ドライバーとして、またマクラーレンの1ファンとして、チームが成長するところを見たい」とサインツJr.はスペインのMarca紙に語った。

「まずはマクラーレンファミリーに溶け込む必要がある。良いスタートを切り、最初の年を素晴らしいものにしたい。でも今、僕が目標にしているのは、このチームで何年かを過ごすことだ」

「毎年力を尽くしていき、マクラーレンがトップに返り咲く助けになる重要な要素のひとつになりたいんだ」

 マクラーレンはまずは2019年に大量の作業をこなす必要がある。F1での5シーズン目に乗り出そうとしている24歳のサインツJr.は、すぐ目の前に課題が山積していることを承知しているが、マクラーレンの改善に貢献したいと意気込みを示した。

「2018年よりもいい結果が見たいね」とサインツJr。

「マクラーレンに能力があるのは間違いない。僕がここにいるのはその理由からなんだ。F1史上2番目に最も成功したチームだ」

「かつて勝っていたチームだ。勝ち方を覚えているだろう」

「中期的プロジェクトのなかで少しずつトップまでの階段を登り始めるはずだ」