全日本F3選手権を運営する日本フォーミュラスリー協会は1月7日、2019年の日程を公式サイトに掲載した。6サーキットで8大会を開催する予定で、レース数はひとつ増えて全20戦で争われる。
若手の登竜門として1979年から開催されている全日本F3選手権は、2019年で40周年を迎える。これまでF1ドライバーやル・マン24時間ウイナー、さらに国内外のトップカテゴリーで活躍するドライバーたちを輩出してきたシリーズは、全8大会で開催されることになった。
2019年は4月20~21日の鈴鹿サーキットで開幕するが、第2大会は2017年以来の開催となるオートポリス戦が組まれる。ここまでは全日本スーパーフォーミュラ選手権と併催だが、その後は岡山国際サーキットでのF3単独開催。その後はスポーツランドSUGO、富士スピードウェイが再びSFと併催。SUGOでの単独開催を経て、終盤2戦となるツインリンクもてぎ、岡山はふたたびSF併催だ。
これまでSF併催の大会は2レース開催が多かったが、第2大会、第7大会は3レースとなっている。タイムスケジュールとしてはややタイトだが、若手に重要な走行時間を増やすことができるはずだ。また、岡山、SUGOは年間2大会、そして単独開催の第3大会、第6大会は3レースとなる。
また、シリーズは9月の岡山で最終戦とこれまで同様に早期に終えることになるが、まだ現行規定での開催のアナウンスがないものの、2019年もマカオGPを見据えたものであることは間違いないだろう。
2019年は有力外国人ドライバーが参戦濃厚で、日本人若手ドライバーたちと熾烈な戦いが展開されそうな一年になりそうだ。
全日本F3選手権 2019年カレンダー
RoundRaceDateCircuit併催第1大会1/24月20日~4月21日鈴鹿サーキットSF第2大会3/4/55月18日~19日オートポリスSF第3大会6/7/86月8日~9日岡山国際サーキット 第4大会9/106月22日~23日スポーツランドSUGOSF第5大会11/127月13日~14日富士スピードウェイSF第6大会13/14/157月27日~28日スポーツランドSUGO 第7大会16/17/188月17日~18日ツインリンクもてぎSF第8大会19/209月28日~29日岡山国際サーキットSF