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スーパー耐久:B-MAX、フェラーリ488 GT3でST-Xクラス参戦。高木真一が監督兼ドライバーに

2019年01月08日 11:21  AUTOSPORT web

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TAIROKU RACING with B-MAX ENGINEERINGが2019年ピレリ・スーパー耐久シリーズST-Xクラスに投入するフェラーリ488 GT3
自動車部品の製造・開発および、全日本F3選手権などでレースサポートや車両メンテナンスなどを展開するB-MAXエンジニアリングは1月8日、2019年ピレリ・スーパー耐久シリーズにTAIROKU RACINGとのコラボレーションチーム、TAIROKU RACING with B-MAX ENGINEERINGとしてフル参戦すると発表した。

 スーパーGT500クラスや全日本スーパーフォーミュラ選手権などで活躍しているB-MAX RACING TEAMと提携し、さまざまなレースに関わるB-MAXエンジニアリング。2010年に設立された同社は、これまでにスーパーFJをはじめ、ポルシェカレラカップ ジャパン、スーパー耐久、全日本F3などに参戦してきた。

 そんなB-MAXは今回、同じく全日本F3に参戦しているTAIROKU RACINGとの提携を発表。国内外のGTレースで高い評価を受けているフェラーリのGT3カー、フェラーリ488 GT3の新車をシリーズ最高峰のST-Xに投入するという。

 ドライバーはTAIROKU RACINGのエースである山口大陸をAドライバーに据え、2017年全日本F3 NクラスチャンピオンにしてB-MAX RACING TEAMを率いるDRAGONがCドライバーとなることがアナウンスされた。

 また、Dドライバー兼チーム監督にはスーパーGT300クラスで最多タイの20勝を誇る高木真一が迎えられている。

 その高木は「2019年スーパー耐久にST-Xクラスより参戦することになり、大変うれしく思っています」とコメント。

「近年スーパー耐久のGT3車両もスーパーGT並みのレベルになり、優勝するのが非常に難しくなっています。そんなST-Xクラスで優勝を目標に、そしてチーム一丸となってシリーズチャンピオン目指し、頑張りたいと思います」と意気込みを語った。

 また、長年全日本F3に参戦している山口は「これまでF3で培ってきた力を存分に発揮したい」と語り、DRAGONも「スーパー耐久シリーズへの参戦はこれまでもありますが、最高峰であるST-Xクラスは初ですので、大変うれしく思います。優勝、シリーズチャンピオンに向けて、しっかりサポートしていきたい」と抱負を述べた。

 なお、今回発表されなかったBドライバーについては、後日改めてアナウンスが行われるという。

■TAIROKU RACING with B-MAX ENGINEERING 参戦体制
シリーズ:2019ピレリ・スーパー耐久シリーズ
参戦クラス:ST-Xクラス
参戦車両:フェラーリ488 GT3
カーナンバー:300
チーム監督:高木真一
チーフエンジニア:吉田正幸
Aドライバー:山口大陸
Bドライバー:TBN
Cドライバー:DRAGON
Dドライバー:高木真一