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内部抗争に揺れていたフェラーリ、ついにアリバベーネF1代表を更迭か

2019年01月07日 19:21  AUTOSPORT web

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フェラーリF1代表のマウリツィオ・アリバベーネ
イタリアの「ガゼッタ・デロ・スポルト」はこのほど、フェラーリのマウリツィオ・アリバベーネ代表が数日中に辞職し、現テクニカル・ディレクターのマッティア・ビノットが後任に付くと報じた。イタリアを代表するスポーツ新聞である同紙は、特にフェラーリの内部情報に精通していることで知られ、今回のニュースもかなり確度が高いと見てよさそうだ。

 2018年のフェラーリは非常に高い戦闘力のパッケージを投入し、メルセデスとルイス・ハミルトンに対しほぼ互角、レースによってはそれ以上の強さを発揮していた。にもかかわらずコンストラクターズ、ドライバーズの両選手権を逃した責任を、アリバベーネは取らされたと見られる。

 2014年11月から代表に就任したアリバベーネと、2016年にメルセデスに移籍したジェームズ・アリソンの跡を継ぎ、開発部門を見事に立て直したビノットとの確執は、この数カ月さかんに報じられていた。

 ビノットとフェラーリとの契約は2018年末に更新を迎えており、ビノットは急死したセルジオ・マルキオンネ会長の後任ジョン・エルカンに、アリバベーネと自分のどちらを取るかと直談判したと言われる。しかし、現時点ではフェラーリから、何も正式発表はない。