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ブランパンGTアジア参戦のアブソリュート・レーシング、2019年はアウディとポルシェの4台体制に

2019年01月07日 19:11  AUTOSPORT web

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アブソリュート・レーシングが投入する新型ポルシェ911 GT3 R
ブランパンGTワールドチャレンジ・アジア(旧ブランパンGTシリーズ・アジア)に参戦するアブソリュート・レーシングは、2台の2019年型アウディR8 LMS GT3 Evoに加え、2台の2019年型ポルシェ911 GT3 Rを加えた総勢4台体制で2019年シーズンを戦う。

 中国を本拠地とするアブソリュート・レーシングは2017年からブランパンGTアジアに参戦し、2018年にはチームランキング3位を獲得している強豪チームだ。

 チームは、シリーズ初年度の2017年はアウディR8とベントレー・コンチネンタルGT3の2車種を、2018年はアウディR8の3台体制を敷いてきた。


 2019年はふたたび2車種を同時に走らせることになり、アウディスポーツ・カスタマーレーシング・アジアとポルシェモータースポーツ・アジアパシフィックと協力関係を築き、シリーズに参戦する。

 チームプリンシパルのインゴ・マッターは「2019年もアウディスポーツ・カスタマーレーシング・アジアとのパートナーシップを継続できることをうれしく思う」と語っている。

「アウディR8 LMSのエボモデルは外観だけでなく、コース上でのパフォーマンスも大きく改善していることが2018年12月初旬に行われたテスト結果から判明している」

「我々の目標はシリーズチャンピオンを獲得するという明確なものであり、その道中でひとつでも多くの勝利を手にしたい」

 チームディレクターのファビエン・フィオールは「2019年へ向けたオプションを検討しているとき、アジア圏をリードするGTカテゴリーでの存在感を高めるために絶好の機会だと思った」とポルシェ投入の理由を明かしている。

 また、ポルシェモータースポーツ・アジアパシフィックの代表を務めるアレクサンドレ・ギボットはアブソリュート・レーシングがパートナーに加わることを歓迎するとコメント。「我々はポルシェカレラカップ・アジアでも協力関係にあり、このコラボレーションを次のステップへ進められることをうれしく思う」と述べた。

 ブランパンGTワールドチャレンジ・アジアの2019年シーズン開幕戦は4月6~7日、マレーシア・セパンで行われる。