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Apple、ラスベガス市内のホテルに巨大看板を掲出! CES 2019を考慮した戦略か?

2019年01月07日 17:02  Techable

Techable

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Appleが、ラスベガス市内に掲出した広告が話題になっている。情報発信源は、Engadgetの記者Chris Velazco氏。Twitterに画像をアップすると同時に反響を呼び、今も多くのユーザーが、コメントを寄せている。

・ホテルの上半分を広告ジャック!広告の掲出場所は、SpringHill Suites by Marriott®ホテル。ビルの上半分に、巨大なモノクロ看板を掲げ、iPhoneのプライバシーに関するメッセージを、発信している。

広告コピーは、"What happens on your iPhone, stays on your iPhone."(あなたのiPhoneで起ることは、あなたのiPhoneに留めておこう)。ラスベガス市のキャッチコピーである"What happens in Vegas, stays in Vegas."(ラスベガスで起こること、ラスベガスにとどまる)にひっかけたところに、同社のウィットが感じられる。

・CES 2019来場者に対するアピール!?近くにはコンベンションセンターがあり、1月8日から11日にかけて、CES 2019が開催されるが、Appleが出展する予定はない。しかし、ホテルはちょうど、コンベンションセンターを見下ろす位置にある。イベント来場者は、否が応でも、看板を見ることになるだろう。自社のメッセージを、多くのハイテク業界関係者にアピールするのに、これほど有効な場所はない、と思われる。

企業として参加しなくても、“世界のApple”は、イベントの中で十分生きている。その存在は、Apple製デバイスに対応する無数のアクセサリーメーカーを通して、ひしひしと伝わってくるはずだ。今回の広告戦略も、それを見越してのことなのか。今のところ、真意は不明だ。

souce by appleinsider