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田根剛の西日本初個展が福岡で開催、代表作「エストニア国立博物館」の資料展示も

2019年01月07日 16:32  Fashionsnap.com

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展示メインビジュアル Image by: 三菱地所アルティアム
フランスを拠点に活動する建築家の田根剛による西日本初の個展「未来の記憶 Archaeology of the FutureーImage&Imagination」が、福岡の三菱地所アルティアムで開催される。会期は1月19日から3月10日までで、入場料は一般400円、学生300円、高校生以下無料。

 田根剛は、当時26歳でDorell.Ghotmeh.Tane/Architects(DGT.)として「エストニア国立博物館」の国際コンペティションに優勝し、2016年に同施設が竣工。2012年に行われたザハ・ハディッド(Zaha Hadid)参加時の新国立競技場のデザインコンクールに参加し、「古墳スタジアム」で11人のファイナリストの一人に選出された。2017年から拠点をフランス・パリに移して活動している。
 同展では、田根の製作手法である「Archaeological Research(考古学的リサーチ)」を紹介。「エストニア国立博物館」をはじめ「古墳スタジアム」などの代表作の資料や模型、映像を通して、眼に見えるイメージを手がかりにリサーチを行いながら、建築を設計していく田根の思考と考察のプロセスを解説する。来場者が、「記憶は現在を動かし、未来をつくる」という田根の信念に触れることで、建築の持つ使命や、未来への可能性を考えるきっかけとなる展示にするという。
 また、展示初日に田根のトークイベントを開催。参加料は500円で、現在予約を受け付けている。展示会場では、作品集「TSUYOSHI TANE Archaeology of the Future」も販売される。
■田根剛「未来の記憶 Archaeology of the FutureーImage&Imagination」会期:2019年1月19日(土)~3月10日(日)会場:三菱地所アルティアム住所:福岡市中央区天神1-7-11 イムズ8階開館時間:10:00~20:00休館日:2月19日(火)、20日(水)入場料:一般400円、学生300円、高校生以下無料、再入場可※10人以上の団体およびチケットぴあ会員は100円引き、アルティアムカード会員と三菱地所グループCARD(イムズカード)会員は無料
■田根剛トークイベント日程:2019年1月19日(土)時間:14:00~(開場13:30)会場:あじびホール住所:福岡県福岡市博多区下川端町3-1 リバレインセンタービル8階(福岡アジア美術館内)参加料:500円予約問い合わせ:092-733-2050公式サイト