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キスマイ宮田俊哉、『太鼓の達人』フルコンボでモテモテ!……のはずが、千賀健永・二階堂高嗣・横尾渉のスゴ技に完敗

2019年01月05日 19:01  リアルサウンド

リアルサウンド

 Kis-My-Ft2メンバーが真の“カッコイイ男”になるため、“脱ブサイク”を目指して様々な難題にチャレンジするバラエティー番組『キスマイ超BUSAIKU!?』(フジテレビ系)。1月3日放送の2時間半スペシャルで、宮田俊哉が人気音楽ゲーム『太鼓の達人』に挑戦していた。


(参考:Kis-My-Ft2宮田俊哉がまたも“彼女”を公開 『有吉ゼミ』で見せた『Fate/Grand Order』への愛


 「時間と体力を使って習得! カッコいいスゴ技対決」と題し、宮田俊哉、千賀健永、二階堂高嗣、横尾渉の4人がしのぎを削った、今回の企画。約一ヶ月前から練習に練習を重ね、新春らしく「隠し芸」的なスゴ技に挑戦する、というもので、一般女性100人×1点、竹内結子、木村多江など豪華女優陣も名を連ねる審査員10人×10点の、合計200点満点でランク付けされる。スゴ技の披露に至るまでの「ドラマ」ブロックの脚本・演出も本人たちが手掛けており、個性が発揮されるコーナーになった。


 1人目の千賀は、危険なファイヤーアクションに挑戦し、見事な演技で一般女性77点、審査員95点で、計172点という高得点。続く横尾は、全国でたった11人の「1級マグロ解体師」というスキルを生かし、100キロ級のマグロをさばいて見せ一般女性80点、審査員88点の計168点を獲得した。また二階堂は、全長800メートルに及ぶ危険なコースを使ってのカーアクションに挑戦。高難易度の“スピン駐車”も美しく決めて、一般女性89点、審査員94点、計183点でトップに立った。


 そして、アニメやゲームが好きなことで知られるオタク系アイドル・宮田が選んだのが、人気ゲーム『太鼓の達人』のフルコンボだ。ご存じ、リズムに合わせてバチで太鼓を叩く音楽ゲームで、舞祭組でドラムを担当する宮田らしい選択となった。テーマ曲は定番の「夏祭り」で、難易度は最高の「おに」だ。


 叩くノート(的)は、すべてで488個。序盤から「ダダダッダダダッ」と速い三連符が続き、6秒間で42回叩かなければならない。ラストの不規則な“連符地獄”もあり、宮田は幾度も挑戦するが、なかなかコツをつかむことができない。これでは100円玉が何枚あっても足りない……ということで、太鼓の達人マスターのよみぃ氏にアドバイスを受けることに。画面全体を見て、次にどんなノーツがくるのかを認識・暗記すること、途中で出てくる黄色く長いノート(連打、と指示される)は、フルコンボ狙いなら叩かなくてもいい、などのポイントとともに、バチの持ち方など細かいアドバイスも受けると、さすがゲーマー、それだけで見違えるほどの成長を見せ、その後も日々、黙々と暗記とプレイを繰り返すのだった。


 そして、いよいよ挑戦当日。宮田が脚本を手がけたドラマパートからスタートする。彼女とゲームセンターデートを楽しむ宮田。クレーンゲームに興じていると彼女の姿がなく、どこからか「俊哉! 助けて!」の声が。彼女はなんと「太鼓の達人」のゲーム画面に映っており、「ゲームの世界にさらわれたみたい。奇跡のフルコンボに成功したら、ここから出られるみたいなの」と迫真の表情で訴えかける。手元には100円玉1枚しかないーーそんなぶっ飛んだ設定から、プレイが始まった。


 宮田は練習の成果を発揮し、連符地獄も安定して叩き、見事にフルコンボを達成。本人は「嬉しすぎて泣いた」と語っていた。そして、ドラマパートの最後では、「マイコ(彼女)のこれからの人生も、俺がフルコンボしてやるよ」との名言(?)を残すのだった。


 採点の結果はというと、意味不明なドラマパートの評価が分かれ、一般女性は43点、審査員が68点で、計111点の最下位に。フルコンボ達成でゲーマーとしての矜持を見せつけ、しっかりオチもつけるという、宮田の魅力が全開で発揮された企画だった。


(向原康太)