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福山雅治、銀行員役でTBS日曜劇場初主演 「9年振りの香川(照之)さん、とても楽しみです」

2019年01月04日 11:02  リアルサウンド

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 福山雅治が主演を務めるドラマ『集団左遷!!(仮)』が、2019年4月期のTBS日曜劇場で放送されることが決定した。


 本作は、窮地に立たされた銀行員たちが巨大組織の理不尽に立ち向かう“最大の下剋上”を描くエンターテインメント。“銀行”を舞台に、廃店候補の蒲田支店の仲間と巨大組織の理不尽に立ち向かう“普通”のサラリーマン・片岡と、そこに生きる人間をコミカルかつユーモラスに描く。脚本は『ROOKIES』(TBS系/2008年)などのいずみ吉紘が担当する。


参考:『下町ロケット』新春ドラマ特別編は怒涛の展開に


 福山演じる主人公の銀行員・片岡洋は、理不尽なことだと分かっていても、飲み込んで、我慢して、「会社で生き残るためだ」と考えている“theサラリーマン”。しかし、部下や仲間の頑張りにほだされてしまう情に熱い男でもある。片岡はある日、50歳を目前にして支店長への昇任人事を受けるが、赴任先は廃店が決定している“蒲田支店”だった。上層部からは、「廃店が決まっているので頑張らなくて大丈夫です。無事廃店の際には本部に戻し優遇いたします」という特例を受け、人生で初めて「頑張るな」と言われ片岡は困惑。しかし、廃店になることなど知らない支店員たちを前に「頑張らなくてもいいよ」とも言えず、自分の立ち位置に葛藤し、部下たちの頑張りを目の当たりにし、「このままでいいのか」と悩んでいく。


 また、香川照之の出演も決定。香川演じる真山徹は、片岡の異動先である蒲田支店の副支店長。常に笑顔で、全てを見透かしているようなどこか掴みどころのないような真山の扱いに、片岡は苦労する。なお、福山と香川の共演は『龍馬伝』(NHK)以来9年ぶりとなる。


■福山雅治 コメント
『集団左遷!!(仮)』の片岡は諦めきれない男。そして“上手くやれない男”だと解釈しています。会社のため、仲間のため、取り引き先のため、家族のため、そして自分のプライドのために頑張るのですが、その頑張りが必ずしも最適解ではない。でも、台本を読ませていただき、片岡の“上手くない頑張り方”に不思議な愛おしさを感じました。誰の人生においても正解はわからないし、ひとつではない。それでも、やるしかない。上手くはない、でも諦めない。時に強気に時に弱気に、いい歳して揺れる男、片岡の強さと脆さを表現出来ればと。21年振りの緑山スタジオ、9年振りの香川さん、とても楽しみです。


■香川照之 コメント
日曜劇場の“重厚なドラマ性”の中に、福山雅治さんがどう化学融合して、ドラマの見どころでもある“コミカルさとユーモア”を醸し出していくのか、そして、半沢直樹以来の銀行ものへの取り組み、さらに私自身も、約9年ぶりの福山さんとのがっぷり四つの果たし合いに、今から実に楽しみが尽きない連ドラ…テンションはマックスにすでに上がっているのである。


■プロデューサー・飯田和孝 コメント
「あー、おもしろかった」見終わった方に、ただそう言ってもらえるドラマを目指したい、今はそれだけを思っています。このドラマの主人公と出演者たちは、色々な壁にぶち当たります。しかし、たとえどんなにかっこ悪くても、這いつくばっても、かじりついても、頑張って乗り越えようとします。常に仲間を信頼し、共に立ち向かっていきます。たとえ具体的な打開策がなかったとしても、「頑張ればなんとかなる」と突き進んでいきます。今の時代に合わないかもしれませんが「頑張る、頑張る、頑張る、モーレツサラリーマン大いに頑張る」そんな主人公をはじめとする登場人物のエネルギーを、視聴者のみなさんに届けたいと思っています。何卒よろしくお願いいたします。


(リアルサウンド編集部)