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本田翼と共演のゲーム実況者「2BRO.」、YouTuberとして初の『オールナイトニッポン』MCで大暴れ

2019年01月04日 10:12  リアルサウンド

リアルサウンド

 先月には本田翼とのコラボ実況を行い、大きな話題になった人気ゲーム実況者「2BRO.」。2日の深夜に放送された伝統のラジオ番組『オールナイトニッポン(ANN)』(ニッポン放送)で、彼らがYouTuberとして初となるパーソナリティを務めた。ヒカキンでもはじめしゃちょーでもなく、「ゲーム実況者」である2BRO.が選ばれたということが、今回の注目点でもあった。


(参考:本田翼とのコラボで話題のゲーム実況者「2BRO.」って何者? その人気の秘密に迫る


 『AKB48のオールナイトニッポン』に代わりパーソナリティを務めたのは、2BRO.として活動する兄者、弟者、おついちの3人。今回は生放送ではなく事前収録での放送となっている。普段から『2BRO.ラジオ』としてラジオ形式の動画をYouTubeに投稿していることもあり、トークには慣れているかと思われたが、少し緊張した趣で自己紹介が始まる。おついちに「お前が一番緊張してんじゃねえか(笑)」とツッコミを入れられる弟者からも緊張が伝わってきた。


 緊張をほぐすかのように最初の話題は「もちの食べ方」についてのゆるいトークが展開され、そのままお馴染みのタイトルコールへと進んでいく。コール明けには突如、プレデターの話題が始まり、オープニングトークそっちのけで映画『ザ・プレデター』の宣伝をする3人。宣伝のためニッポン放送内を徘徊しているプレデターが乱入してきたとのことで、大騒ぎになっていた。


 続いて、「ゲームをやっていて『ドキっ』としたエピソード」を紹介する「新春!ゲーム・ドキっと大賞!!」、「ゲームをやっていて『イラっ』としたエピソード」を紹介する「新春!ゲーム・イラっと大賞!!」、「ゲームの続編の内容を勝手に想像したもの」を紹介する「スーパー続編メーカー」、さらに2BRO.の好きな曲紹介など、今回行われるコーナーが発表された。


 途中、視聴者からの質問も交えながら、ようやくメインコーナー「新春!ゲーム・ドキっと大賞!!」へと。『ポケモン』や『メタルギアソリッド4』、『ドラゴンクエスト8』など視聴者から送られたゲーム内のドキッとするエピソードが読まれた。弟者からはゲーム実況者ならではのエピソードが語られ、映ってはいけないものが映ってしまうという生放送中の苦悩が語られた。テーマがテーマということもあり、終始下ネタトークが大半を占めた本コーナーだったが、男性が多い2BRO.リスナーにとっては共感も多かっただろう。詳しくはラジオ聴取サービス「radiko」などで聴いていただきたい。


 番組中盤に差し掛かると、「スーパー続編メーカー」のコーナーへ。3人のトークも軽快な普段通りの2BRO.に戻ってくる。『桃鉄』の続編として『ウォーキング・デッド』とのコラボ「桃太郎電鉄オブザデット」や、2BRO.も実況動画を投稿している『かまいたちの夜』のVRバージョン『かまいたちの夜VR』など、視聴者が考えたオリジナル続編作品が発表された。『かまいたちの夜VR』の1800円のダウンロードコンテンツとしてシルエットがレインボーになるというぶっ飛んだ仕様に対して、3人からは「何の意味があんの!?」「眩しいわ!」とツッコミの嵐。視聴者からの投稿と合わせ、兄者が実の弟である弟者との関係性を語り、おついちは『ウィッチャー3』の続編についての期待を語った。ウィッチャーの説明をする際に仮面ライダー(昭和の仮面ライダーシリーズ)を例に出したおついちへ弟者は「例えが古い~!」とツッコみ、世代間ギャップを感じさせるやりとりが見られた。


 そして、最後のコーナー企画「新春!ゲーム・イラっと大賞!!」に入ると、またもや『ウィッチャー3』の話へ。ゲーム内で虐げられる存在であるウィッチャーに対して、「ウィッチャー税金払ってんのあれ!」と罵声を浴びせてくるおばさんに対する視聴者からのマニアックな投稿だった。「ゲームのメンテナンス」や「村や城で全員に話しかけないと進まないRPG」など、ゲーム好きあるある投稿に盛り上がる。コーナー終盤に兄者が弟者にイラっとエピソードとして、「自分より上手くなる」や「データを消される」ほか、「ゲームボーイが窓から捨てられ破壊される」という衝撃的なエピソードも披露。弟者によればこれらの行為は「ゲームばっかしてないで弟と遊べよ」とのことだったらしいが、2人からは「何言ってのこの人」と辛辣なツッコミが。終盤にもなると普段と変わらない雰囲気の2BRO.トークが遺憾なく発揮されていた。


 今回は『ANN』ということで権利の関係でYouTubeでは流すことができない、3人の好きな曲も披露された。宇多田ヒカルのデビュー曲『Automatic』(兄者)、2BRO.のエンディング曲に使用されているHeartbeatの『Fire』(おついち)、弟者『メタルギアソリッド3』の主題歌『スネークイーター』(弟者)など、同世代の人にとっては懐かしい楽曲、2BRO.のファンにとって思い入れのある楽曲を選曲し粋な計らいを見せていた。


 終盤のトークでは、「もう終わりですか」、「ようやく(番組が)半分終わりました?」と冗談交じりに番組終了を惜しみながらも、2回目の放送を匂わせるかのうような発言もあり、ファンにとって期待が膨らんだだろう。最後に「声だけで気づかれたことがあるのか?」という視聴者からの質問に対しては「ある」と答え、特徴的な声の3人だからこその悩みを打ち明けた。声でそれだけの印象を残す彼らは、やはりラジオ向きのクリエイターと言えるだろう。いつか実現しそうな次回放送を楽しみにしたい。


(川崎龍也)