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SixTONESが明かした『YouTube FanFest』の舞台裏 2019年も目が離せない理由がここに!

2018年12月31日 14:31  リアルサウンド

リアルサウンド

 ジャニーズJr.の6人組ユニットSixTONESが、12月11日に出演した『YouTube FanFest』の舞台裏動画を配信した。10月に日本人アーティスト初となる『YouTube アーティストプロモキャンペーン』に抜擢され、オリジナル曲「JAPONICA STYLE」のMVもアップロードしていたSixTONES。『YouTube FanFest』では、コブクロ、水曜日のカンパネラ、スカイピース、TWICE、Fischer’sなど人気アーティストたちが出演する中でトリという大役を務めた。


(参考:SixTONESの卓越したセルフプロデュース力とは? YouTubeを活用した活動を振り返る


 これまで数々の先輩ジャニーズアイドルたちのコンサートを盛り上げ、自らもジャニーズJr.として多くの舞台に立ってきた彼ららしく、当日は堂々としたパフォーマンスを披露。和のテイストを現代風にアレンジした「JAPONICA STYLE」に加えて、力強いダンスナンバー「IN THE STORM」「Amazing!!!!!!」と3曲を歌い上げた。


 だが、今回配信された動画を見ると、出演アーティストがジャニーズだけではないステージに立つという初めてのプレッシャーに「アホみたいに緊張する」「どんぐらい(SixTONESの)ファンがいるんだろう。3人ぐらいだったらどうする?」と、落ち着かない様子。20代の等身大の彼らの姿が映し出されていた。


 実は現在、帝国劇場で『ジャニーズ King & Prince アイランド』に出演中のSixTONES。当日も、朝早くに千葉・幕張メッセでリハーサルを行ない、すぐさま東京・丸の内にある帝国劇場で舞台をこなし、再び出番前に幕張メッセに戻って本番のライブ……というハードスケジュールだった。ジャニーズJr.たちは、こうした舞台をいくつも掛け持ちすることは決して珍しくないという。こうしたスケジュールを日常的にこなすことで、スターの基礎体力が培われていくのだろう。


 とはいえ、疲れなどを感じさせることはなく、カメラが回るとSixTONESらしい軽妙な楽屋トークが繰り広げられる。「こういうときジェシーは動じないタイプなんですよ」と松村北斗に話を振られたジェシーが「メッチャ緊張してるよ!」と反論。それを聞いた髙地優吾が「手汗ヤバイもんね」と合いの手を入れれば、両手を丸めるように差し出して「メダカが飼えるもん、ここで」と即座にボケていくジェシー、というチームワークの良さを発揮。


 また、京本大我がベルトをゴソゴソといじっていると、森本慎太郎が「太ったらしいっす」とMV撮影時に着用していた衣装がきつくなったことを、丁寧にカメラに説明してくれる。そんなふたりのもとに、自然とメンバーが集まってきてニコニコと笑っているところも、SixTONESらしい風景だ。


 本番が近づいてくると、誰からともなく振りや立ち位置の確認作業が始まる。すると「ここれであれが出てくるから……びっくりしない‼」と赤いテープのキャノン砲が出ることを口に出しながらダンスを確認していく松村がメンバーとスタッフの笑いを誘う。そして「やっぱり初めてだと緊張するね」という森本に、「ね……ね……ネコ」と、しりとりを始めて場を和ませるのは田中樹だ。


 だが、「こ……こ……コブタ」と答えた森本に、「た……た……タコ」(田中)、「こ……こ……コブタ」(森本)と、「コブタ」一択しか与えないところが田中らしい。また、「みんなそわそわしだすから、そわそわしてきた」という京本に、本番と関係ない過去の振り付けを見せて混乱させていく。そんな田中のSっ気が光るシーンもニヤリとしてしまう瞬間だ。


 いつも通りのワチャワチャした雰囲気の中、いよいよ本番へ。舞台裏で漏れ聞こえてくる歓声に、彼らの顔が自然と引き締まっていく。アイドルのスイッチが入るその瞬間まで、見届けられるこうした動画は、YouTubeチャンネルがなければなかなか見られないものだった。2019年も、彼らの素敵なステージと共に、その裏側で行なわれるラフなやりとりを収めた動画が、続々と配信されることを期待している。


(佐藤結衣)