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オール巨人、YouTubeでM-1騒動について語る 「僕が一番迷惑を被ってる」発言にカジサックもタジタジ

2018年12月30日 22:01  リアルサウンド

リアルサウンド

 大物芸人の出演が相次いでいるYouTuberカジサックことキングコング梶原の公式チャンネル。12月30日に公開された動画に、大先輩のオール巨人が登場した。


(参考:カジサック、チャンネル登録100万人までの道のりは? 2018年の活動を振り返る


 冒頭、カジサックの「M-1グランプリの審査員、お疲れ様でした!」との挨拶に、「そのあとも疲れましたけどね。アホなね、後輩がね」と一言。穏やかな表情だが、「たぶんね、僕が一番迷惑被ってる」と明かした。


 この発言はもちろん、番組終了後、スーパーマラドーナ・武智、とろサーモン・久保田がSNS上で生配信を行い、審査員の上沼恵美子をこき下ろした問題を受けてのもの。オール巨人はこの問題について、自身のブログで「2人に『大人になれ』と伝えた」と記していたが、これに対して、「それだけしか言わんのか」「呼びつけてお前が言うのが筋」と、批判が相次ぎ、「一晩寝れんかった」そうだ。


 また、オール巨人はM-1グランプリの5日前からアルコールを断ち、真摯に漫才と向き合っていることで知られているが、番組から3日後、8日ぶりに飲みに行こうとしたら、「今飲みに行ってる場合か!」と言われたとも。問題を起こした2人と同期のカジサックは、「見てるか、久保田、武智! アカンぞほんまに!」と一喝した後、代わりにオール巨人に頭を下げていた。


 オール巨人は、「(批判の声も)まっすぐに受け止めるタイプやから、みなさんに返信したいくらいやねんけど」と、ネットの声も気にしないわけにはいかない性格だと言う。カジサックが「そんなこと知らん、気にせえへん、いうタイプじゃないんですね」と問いかけると、「お前とこの相方ちゃうからな」と、しっかり笑いを取っていた。


 その後、今年のM-1をあらためて総評し、漫才の歴史と進化についても大いに語ったオール巨人。動画コメントでは、「巨人さんは常に現役トップ漫才師ですし、コメントに威厳があり愛があり、指摘も的確かつ無名な若手のネタも研究されている」「オール巨人師匠て大御所なのにふんぞり返ってないんだな。自ら舞台に立ってるし笑ってない人が気になるて普通に話してくれたり、ジャルジャルのような新しい漫才を認めてたり」と、その実直な人柄と、確かな分析力に脱帽する声が多く寄せられていた。


 今回はあくまで聞き手に回ったカジサック。多彩なゲストを迎え、その魅力を引き出すトーク力で、着実に新たなファンを増やしている。目標とするチャンネル登録者数100万人をクリアする日も、そう遠くないかもしれない。


(編集部)