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タッキー&翼、『8時だJ』20年ぶり“同窓会”締める「2人で歌わせていただけて本当に嬉しかった」

2018年12月30日 11:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 12月29日に『超豪華!! 最初で最後の大同窓会!8時だJ』(テレビ朝日系)が放送された。


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 『8時だJ』は、1998年4月から1999年9月まで放送。当時のジャニーズJr.がメインを務めたバラエティ番組で、今回は20年の時を経て復活した。また、当時のMCはヒロミと滝沢秀明が担当。滝沢が年内で芸能活動を引退することを受けて、ジャニーズJr.としてかつて共演していた嵐、関ジャニ∞、山下智久、生田斗真、風間俊介、長谷川純が集結。貴重映像の数々をクイズ形式で振り返り、時を経てもなおメンバーの“絆”が本物なのかを明らかにする企画などが用意された。


 番組後半には、「お前、まだ覚えてる?」を開催。同企画は、メンバーが他のメンバーに対して、当時は言えなかった思いをVTR越しに伝え、当事者同士がスタジオでその答え合わせをするというもの。滝沢は、関ジャニ∞・村上信五から指名を受けた。


 彼らは1982年生まれの同い年で、滝沢はジャニーズ事務所内で村上より1年上の先輩だった。そんな当時を振り返り、村上はVTR内で滝沢との知名度の差や、彼がドラマやバラエティ番組などで引っ張り凧だったことに言及。「タッキーはスゴいのは分かってましたよ!」と前置きしながらも、「ライバルにもなってないですけど、勝手に恨みと嫉妬、妬み、嫉みがいつもあって……。むっちゃ嫌いやったもんタッキー」と打ち明けると、スタジオからは「思いが強いよ!」「めちゃくちゃ重い!」とツッコミが入った。


 また、スタジオでは村上が滝沢に対して、「Jr.として、スゴい苦労があったんだなと……。我々もグループを組んで、関西Jr.がたくさんできてから分かりましたけど……」と自身の考えを改めたことを語り、「20年間、大変申し訳ありませんでした」と謝罪。その真面目な様子に、ヒロミからは「バラエティ感がない!」と指摘が入った。そこから、関ジャニ∞の横山裕は、村上の唱えた“東京のJr.”と“大阪のJr.”の関係性に共感を示したものの、同グループの錦戸亮は関東出身の山下智久と良好な間柄だったと語る。最後に、嵐・二宮和也が「この話を聞いて疑問だなって思うのは、村上ごときがタッキーに嫉妬してるというのがおがましい!」と厳しい評価を下すと、村上は「そうやねんニノ!」と同調して笑いを誘った。


 番組終盤には、ヒロミが「同窓会の最後は、リーダーである滝沢の歌で番組を締めてもらおう」と提案。すると滝沢は「“同窓会”ということなので、『僕ひとりで歌うよりも……』と思って、特別な人を呼んでいるので、その人と一緒に歌いたいと思います」と述べ、タッキー&翼の相方である今井翼を迎え入れる。今井は病気療養のため、今年9月にジャニーズ事務所を退社。それに伴いタッキー&翼も解散している。そんな彼らは、多くの出演メンバーに見守られながら、「Venus」と「愛はタカラモノ」をメドレーで披露した。


 今井は歌唱後、「こうやって最後に2人で歌わせていただけて、本当に嬉しかったです」と瞳を潤ませながらコメント。滝沢もまた、「20年前からずっと応援してくれた『8時だJ』のファンの皆さんの声があったからこそ、今日は(この企画が)実現しました」「僕はこれから、Jr.たちに気持ちを乗せて頑張っていきたいなと思いますので、みなさん応援宜しくお願いいたします」と力強い言葉を残す。そして最後は、当時と同じく指で“J”の形を作る、メンバーの“Jポーズ”で締めくくられた。(向原康太)