トップへ

「ザンビ」第4弾は再び乃木坂46・欅坂46・けやき坂46共演による舞台に 梅澤美波司会の発表特番を振り返る

2018年12月30日 10:02  リアルサウンド

リアルサウンド

 12月27日に「ザンビ 第4弾発表スペシャル!」の放送がSHOWROOMにて配信され、2019年2月に天王洲 銀河劇場にて乃木坂46、欅坂46、けやき坂46のメンバーが出演する舞台『ザンビ~Theater’s end~』が上演となることは発表された。


(参考:乃木坂46久保史緒里、舞台『ザンビ』で共演した欅坂46菅井友香&けやき坂46加藤史帆との裏話を披露


 今回は第1弾で上演された舞台とは異なる新作で“スピンオフ、アナザーストーリー”的な舞台となる。キャストは3チームによるトリプルキャストで、乃木坂46からは伊藤理々杏、阪口珠美、岩本蓮加、欅坂46からは石森虹花、織田奈那、渡辺梨加、けやき坂46からは潮紗理菜、松田好花、佐々木久美が出演。各グループから一人ずつがそれぞれのチームにキャスティングされ、前作より体感型がさらにパワーアップするという。


 司会には、ザンビプロジェクトの発表には恒例となったソニーミュージックエンターテインメント・ジェネラルマネージャーの今野義雄が登場。初回で司会として素晴らしい立ち居振る舞いを見せた乃木坂46の秋元真夏が出演する予定だったが、別現場の収録が終わらず間に合わないため、3期生のまとめ役として信頼されている梅澤美波が急遽代役を任された。


 TEAM “BLACK”として出演する伊藤理々杏は年齢の都合上21時までの出演に限られているため、放送開始時から画面の隅っこに映っているという運びに。「前回のザンビを観て、感銘を受けていたところなので、嬉しいです。TEAM “BLACK”としてザンビを盛り上げられるように頑張ります」と意気込みを見せた。また、岩本蓮加は14歳という年齢から電話出演も控えることとなり、今野が「子供から大人に段々なり始めていく時でもありますので、舞台で蓮加がどう成長するのか楽しみですね」と期待を寄せた。阪口珠美には梅澤から電話で『ザンビ』への出演が告げらる。部屋へと招かれた阪口は第1弾の舞台を観に行ったことを回想し、「3グループが同じ舞台にいるっていうのが新しくてすごいかっこよかったです。まさかそれを……」と驚きを隠せない様子だ。


 欅坂46の石森虹花、織田奈那、渡辺梨加は、翌日出演する『COUNTDOWN JAPAN 18/19』のリハーサル中のため、ビブスを着て部屋に登場。時間がないためメンバーが呆気にとられる中、今野がリハーサルへと返した。ビブスを着た姿に梅澤が「レアですね。あの姿を見るのは」とつぶやくと、今野が「漢字さんはああやって常に付けてるんですよ。あれが欅魂なんですね」と、けやき坂46にも通ずるレッスン風景を解説。TEAM “YELLOW”として織田と一緒のチームになった阪口は「嬉しい。番組も毎週録画していて、メンバーさんから愛されている」と織田の印象を話していた。


 けやき坂46からは、松田好花、潮紗理菜、佐々木久美の順で部屋に登場。TEAM “GREEN”には、乃木坂46の中でも下から2番目の年少メンバーである岩本、欅坂46の最年長メンバーで寡黙な人見知りでも知られる渡辺と少しクセの強いメンバー2人に、けやき坂46のグループキャプテンでムードメーカーの佐々木が入る。「べりか(渡辺)さんはちょいちょいお話するんですけど、岩本蓮加さんは話したことないです」と交友関係を述べると、梅澤から岩本について「すごい若くて中学3年生なんですけど、ものすごく元気だけど、やる時はやるすごくいい子なので、よろしくお願いします」と姉のような立場で挨拶。続けて、「佐々木久美さんならしっかりされているので、心配ないかなって感じですかね」と期待を込めると、今野も「ここに久美が入ってどのような化学変化を起こすのか見てみたい」とコメント。それに佐々木は「私も見てみたい」と笑みを浮かべ、場を和ませた。


 ここからはグループ同士が交流できる貴重な場ということで、フリートークへ。司会であり第1弾の『ザンビ』を経験した梅澤は「稽古は3チーム合同だと思うので、珠美は人見知りなのできっと……」と阪口の背中を押すが、まだ会ったばかりのメンバーはそわそわするばかり。阪口は「緊張しますけど、お話できたら嬉しいです」「本当はこんな静かな人じゃないんです。緊張します。でも、仲良くなりたい」と気持ちを前面に出し、けやき坂46の3人にアピールしていた。


 今年4月に上演された舞台『あゆみ』以来の舞台公演ということで不安な佐々木。梅澤は今年4本の舞台を経験しているということで、今野から舞台のスイッチはいつごろ入ったのか聞かれると、「どこで変わったんですかね。自分の殻を破るまでに時間がかかってしまったんですけど、ある日を境に、放出できるようになったらすごく楽になって。そこからはその役と向き合って、ひらすら考えて。具体的にと聞かれたら難しいんですけど、突然パッと変わる日が私はあって」と振り返り、セリフ覚えについては台本の自分以外のセリフを録音し、それを聞きながら担当するセリフを頭の中で喋り、外出中も練習していたと明かした。


 最後に、けやき坂46としての1年の総括も含めてコメントを求められた佐々木は「2018年は、けやき坂46としてはいろんなことに挑戦させていただけた1年だったんですけど、最後にザンビプロジェクトの第4弾が発表されて、その一員になれたことが嬉しいです。2019年も1月から稽古が始まると思うので、最初から飛ばしてどんどん力をつけられるように頑張ります」と意欲を見せた。司会を務め第1弾の『ザンビ』を経験した先輩である梅澤は「三坂道の普段関わることのできないメンバーのみなさんと一緒に長い時間いることができて、たくさん得るものもあったし、終えてみて我ながらすごくいい作品で、貴重な時間だったなと思うので、第4弾の新作の舞台もきっとものすごくいいものになること間違いなしなので」と放送翌日からスタートするチケット先行発売を宣伝した。


(向原康太)