第69回紅白歌合戦のリハーサルが12月29日、NHKホールで行われた。今年1年半ぶりに再始動したEXILEが音響や立ち位置などを確認した。同グループの紅白出場は2015年に松本利夫さんら3人がパフォーマーを勇退して以来初となる。
EXILEは本番で「紅白スペシャル2018」を披露する。メンバーはステージに上がると、各々おじぎをして入念に確認した。終了後の囲み取材では、ボーカルのEXILE ATSUSHIさんが、
「年末の締めくくりという番組で3年ぶり(の出場)が平成最後ということ、時代が変わるタイミングでこうしてEXILEとして出られることが感慨深い。いつもと違う特別な紅白」
「新しいEXILEを模索しながら活動していたので、その締めくくりが紅白」
とコメントした。また平成は東日本大震災の災害が起こった時代でもあるとして、「少しでも元気になるように活動してきた」と振り返る。
ATSUSHI、留学終え「体重10キロ増えた」「身体と心は繋がってる。精神的に余裕ができた」
再始動までの間、ATSUSHIさんはアメリカに留学していたが「変わりましたけど日本に帰ったら大分戻った」と笑いを誘った。ただ体重は筋トレの成果で約10キロ増えたといい、「身体と心は繋がってるんだなって。精神的に余裕ができた」という。
同じくボーカルのTAKAHIROさんは、HIROさんに「紅白に出ることは親孝行につながる」と言われたと明かし、特に祖母が喜んでくれたという。「今年もこうやって豪華なアーティストと一緒に出させてもらって、緊張感もありますが楽しみたい」と語った。
来年の抱負についてATSUSHIさんは「ツアーが2月まであるので新生グループとして走りきって、それぞれのグループやソロ活動で多岐にわたるエンターテイメントを楽しみにしていてください」と語った。