廃病院を訪れた7人の若者が次々と襲われていく　韓国ホラー『コンジアム』予告編公開

　2019年3月23日公開の映画『コンジアム』の予告編と場面写真が公開された。

参考：韓国ホラー歴代2位を記録した話題作　実在の心霊スポットを舞台にした『コンジアム』特報映像公開

　本作は、2012年にCNNの“世界7大心霊スポット”のひとつに選出された、京畿道広州市に実在するコンジアム精神病院が舞台のホラー映画。大勢の患者が不可解な死を遂げ、院長が失踪もしくは自殺したとされ、閉鎖後に幽霊の目撃情報などの恐ろしい噂が絶えないるこの病院で巻き起こる恐怖現象を描く。2018年3月28日に本国韓国で封切られると、同日公開のスティーヴン・スピルバーグ監督作『レディ・プレイヤー1』を抑え、興行成績1位を獲得。公開15日間で観客動員数256万人を突破し、『箪笥』に次ぐ韓国ホラー映画歴代2位の大ヒットを記録した。

　公開された予告編では、入院患者の集団自殺や病院長の行方不明事件などで閉鎖されたコンジアム精神科病院に訪れた7人の若者が、得体のしれない“何か”に襲われていく姿が。ホラー映画の定番となっているドキュメンタリー調の一人称視点＝P.O.V.形式が採用され、俳優陣の顔と視点ショットが同時に映し出されている。また、謎めいた雰囲気を撮るためにVRカメラが投入され、360度の撮影で、不気味な病院の内部を隅々まで映し出している。（リアルサウンド編集部）