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ビリー・ロード、母キャリー・フィッシャーの命日に 「私たちは進み続けなければいけない」

2018年12月28日 17:02  Techinsight Japan

Techinsight Japan

生前のキャリー・フィッシャーと娘ビリー・ロード
2016年12月27日に60歳でこの世を去った映画『スター・ウォーズ』シリーズのレイア姫役で知られるキャリー・フィッシャー。あれから2年の月日が流れ、現地時間27日に二度目の命日を迎えた。キャリーのひとり娘で母と同じく女優としての道に進んだビリー・ロードが、命日に歌で母を追悼し、多くの人々を感動させた。

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ビリー・ロードは映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015年)で女優デビューし、母キャリー・フィッシャーと共演を果たした。キャリーは2016年12月27日に60歳で亡くなり、キャリーの母でハリウッドの名作『雨に唄えば』(1952年)の女優デビー・レイノルズは、翌日にまるで娘を追うように84歳でこの世を去った。ビリーは大切な人の死に耐え難い思いだったことだろう。

それから2年が経った現地時間27日、ビリー・ロードは自宅でアンティーク調のピアノを弾きながら、ジャクソン・ブラウン作の『青春の日々』を歌って母の死を追悼した。ビリーはその動画をインスタグラムに公開し、母の命日に思いを綴った。

「Momby(お母さん)の死から2年が経ちました。今でも命日に何をするのが正しいのか分かりません。(多くの人が愛する人を失うと同じように感じると思います)だから、私にとっては悲しいことだけれど、私たちが一緒にするのが好きだったことをしようと決めました。それは歌うことです。このピアノはお母さんのお父さんが彼女にあげたもので、この曲はお母さんのお気に入りの曲のひとつです。曲が伝えるように、私たちは『進み続けなければいけない』のです。ハッピーになることをして、パッションのあるものを一生懸命やって、愛する人のそばにいて、彼らを笑わせることで私は進み続けることができます。これが少し落ち込んでいたり、『進み続けること』を見失ってしまっている誰かを勇気付けるきっかけになればいいなと思います。私のMomby(お母さん)もかつて、言いました。『傷ついた心を、芸術に変えちゃいな』って。それは、あなたにとってどんな芸術であってもいいのです。」

ビリー・ロードの美しい歌声と母への思いは、多くの人々の心を動かした。この投稿に『スター・ウォーズ』でルーク・スカイウォーカーを演じるマーク・ハミルは「みんな、彼女が恋しいよ。毎日。君のことを思っているから。愛を込めて、君の宇宙のおじさんより」、2013年に恋人コリー・モンティスさんを亡くした女優リア・ミシェルは「これは本当に美しいわ、ビリー。愛してる」、女優リリー・コリンズは「とても、すごく美しい。勇気を持ってシェアしてくれてありがとう。たくさんのハグをあなたに贈るわ」と、それぞれ多くの著名人がコメントした。

また、ファンからは「感動した」「泣ける」といった声や、コメント欄に大切な人を失った自身の経験を綴った人もおり、多くの人がビリー・ロードの投稿に勇気付けられたようだ。



(TechinsightJapan編集部 朝倉リリー)