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“親の老い”実感する1位は「耳の遠さ」 4人中3人が「親の口臭を気にしたことがある」と判明

2018年12月28日 14:32  Techinsight Japan

Techinsight Japan

いくつになってもお口は清潔に保ちたい
帰省する人も多い年末年始。久しぶりに実家の両親に会うと「年を取ったなぁ」と感じて少し寂しい気持ちになることもある。先日実施されたある調査によると、親の老いを実感する瞬間は「耳が遠くなっていると感じたとき」が1位だったという。他にも「親の口臭を気にしたことがある」と回答した人は7割以上もいることが明らかになった。

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「親の入れ歯と生活サポートに関する調査」が全国の40代~60代の男女計500名を対象に実施された。まず、親の老いを実感する瞬間について聞いたところ、最も多かった回答は「耳が遠くなっていると感じた時」(59%)だった。続いて2位「物忘れが激しいと感じた時」(54%)、3位「体型の変化」(38%)となった。また「固いものを食べられなくなっているのを見た時」(35%)、「入れ歯を洗っている姿を見た時」(24%)、「口臭がきつくなった時」(12%)など、歯や口まわりの老いに関する回答が複数挙げられた。


その歯や口に関することで具体的に気になっていることとしては、「噛みづらそう」(42%)、「本数が少ない」(21%)、「ニオイが気になる」(14%)、「見栄えが気になる」(13%)、「着色が気になる」(12%)などの回答が見られた。実は親の口臭が気になったことがある人は74%、ほぼ4人中に3人いることも明らかになり、親が入れ歯の人では80%、親が入れ歯でない人では63%と、入れ歯を使用している場合の方が口臭が気になる傾向が見受けられた。


では、ニオイが気になりやすい入れ歯の手入れはどのようにしているのか。親の生活をサポートする中で、親の入れ歯を洗ったことがある人は4割を超えることが判明。その際の洗い方については「認知症で自分では洗えないので発泡性の洗浄液で洗ってあげている」(54歳・男性)、「夕食後に入れ歯洗浄剤を使う。朝まで浸け置き」(55歳・女性)など、市販の洗浄剤で洗浄しているという声が多くあった。その他には、「ぬるま湯を使用して歯ブラシで洗浄。その後市販の入れ歯洗浄剤につけおく」(58歳・男性)という2段階でより丁寧に洗浄している人や、「流水ですすぐ」(53歳・女性)と手短に済ませる人もいた。

親の入れ歯について気になることを質問したところ、1位「食事」(44%)、 2位「洗う手間」(19%)、 3位「ニオイ」(17%)が上位を占めた。実際に「親の歯に配慮して食べ物を選んだことがある」人は、8割近くいることも分かり、入れ歯を使っている親の生活をサポートする人は、入れ歯でも食べやすいものなど食材を工夫しながらメニューを考えているようだ。

家族であってもなかなか指摘しづらい口臭。しかし入れ歯が原因であれば、お手入れ方法で改善できるかもしれない。この調査を実施したライオンのオーラルケアブランド「デントヘルス」の「デントヘルス デンチャーケア 超音波入れ歯クリーンキット」は5分の洗浄でニオイの原因菌の除菌率は99.9%だという。親も気持ち良く入れ歯を使い、子も気持ち良く親をサポートするためにも、口臭が気になる人はこのようなお手入れキットを試してみるのも一案だろう。
(TechinsightJapan編集部 高沢みはる)