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ジョディ・フォスター監督・主演でハリウッドリメイクも決定 『たちあがる女』来年3月公開

2018年12月26日 12:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 『馬々と人間たち』のベネディクト・エルリングソン監督最新作『Woman at War(英題)』が『たちあがる女』の邦題で2019年3月9日より公開される。


参考:<a href=”https://www.realsound.jp/movie/2018/12/post-297976.html”>2018年に“納得”できる形で成立 『アリー/ スター誕生』ブラッドリー・クーパーの堅実な手腕</a>


 本作は、コーラス講師と環境活動家、二つの顔を持つ女性ハットラが、新しい家族を向かい入れ、母親になる決意をしたことから巻き起こる騒動をユーモラスに描くヒューマンドラマ。雄大なアイスランドの自然と叙情的な音楽に彩られた現代のおとぎ話ともいえる物語は、とぼけた味わいとコミカルな笑いを醸しながらも、いまの人間社会において見逃してはいけない問題を皮肉たっぷりに浮かび上がらせていく。


 第71回カンヌ国際映画祭・批評家週間の優秀な脚本に贈られるSACD賞受賞を皮切りに、劇中で一人二役を演じた主演女優ハルドラ・ゲイルハルズドッティルが二つの映画祭で最優秀女優賞を受賞したほか、第91回アカデミー賞アイスランド代表作品に選出された。


 なお本作は、ジョディ・フォスター監督・主演でハリウッドリメイクされることも決定している。本作に強く魅了されたフォスターは、「この映画は私に言葉では言い表せない興奮を与えてくれました。ハットラを演じるのが待ちきれません。私はユーモアと情緒を大胆に、そして奇抜に融合させたこの作品に引き込まれ続けています。これは私達の時代を代弁する作品なのです」とコメントしている。(リアルサウンド編集部)