トップへ

「のむコレ」で全回満席 2人の青年の愛を描く『ゴッズ・オウン・カントリー』拡大公開決定

2018年12月25日 17:02  リアルサウンド

リアルサウンド

写真

 映画『ゴッズ・オウン・カントリー』が2019年2月2日より、シネマート新宿、シネマート心斎橋、センチュリーシネマほかにて全国公開されることが決定した。


参考:<a href=”https://www.realsound.jp/movie/2018/10/post-269560.html”>『のむコレ』でアジア映画の“熱”を体感せよ 『狂獣 欲望の海域』『The Witch/魔女』に注目</a>


 本作は、2017年1⽉、ワールドプレミア上映となったサンダンス映画祭で監督賞を受賞するなど世界中の映画祭で数々の賞を受賞した、“2017年の世界ベストゲイ映画”との呼び声も高い作品。


 ⻘年ジョニー(ジョシュ・オコナー)は、⽼いた祖⺟(ジェマ・ジョーンズ)と病気の⽗(イアン・ハート)に代わって、ヨークシャーにある牧場を1人で管理している。孤独でやり甲斐を感じられない寂れた牧場での⽇々の労働を、酒と⾏きずりの不⽑なセックスで紛らわすジョニー。ある⽇、季節労働者のゲオルゲ(アレック・セカレアヌ)が⽺の出産シーズンに雇われる。初めは衝突する2⼈だったが、⽺に優しく接するゲオルゲに、ジョニーは今まで感じたことのない感情を抱き、突き動かされていく。


 本作は今年の7⽉、セクシュアル・マイノリティをテーマにした映画祭「第27回レインボー・リール東京 ~東京国際レズビアン&ゲイ映画祭~」でジャパンプレミア上映され、700席(350席×2回)が完売。その後も、⽇本での配給会社が決まらないままになっていたが、個⼈で劇場での上映権を5回のみ買い付けた⼈物による上映が、特集上映「のむらコレクション(のむコレ)」にてシネマート新宿で12⽉2⽇からスタートすると、上映回5回が全て満席、立ち見も出るヒットを記録した。再上映を望む声が絶えない中、今回ついに配給会社(ファインフィルムズ)による緊急拡大公開が決定した。 (リアルサウンド編集部)