DTMドイツツーリングカー選手権で2008~09年にシリーズチャンピオンを獲得しているティモ・シャイダーが2019年のWolrdRX世界ラリークロス選手権へのフル参戦を表明した。
ヨーロッパ圏で支持を得ているWolrdRXへミュニッヒ・モータースポーツから2015年にスポット参戦し、2017年にはフル参戦した経験を持つシャイダー。フル参戦初年度はドライバーズランキング10位を獲得している。
シャイダーは2018年、ミュニッヒからシリーズ数戦にスポット参戦を重ねており、2019年はふたたびシリーズ全戦へエントリーすることになった。
シャイダーがドライブするのはチームが熟成を進めてきたセアト・イビーザ。またシリーズ数戦にはチームマネージャーであるレネ・ミュニッヒもエントリーし、2台体制を構築する計画だ。
「私が以前からラリークロスに夢中ということは公然の秘密だった」とシャイダー。
「レネ(ミュニッヒ)が率いるチームから、シリーズに初めてフル参戦したときは幸せという言葉では表せないほどの幸福感を味わったよ」
「(2019年に向けては)新たなチャレンジに挑み、野望を現実にするため、少しチーム体制を変えて臨むことになる。個人的にも、シリーズへの関与を次のレベルへ引き上げられることをうれしく思うよ」
「このシリーズは、タフで見応えあるモータースポーツの代名詞になりつつあると思っていて、自分自身はもちろん、ファンやほかのドライバーたちも楽しんでいるはずさ」