マクラーレン・レーシングのCEOを務めるザック・ブラウンは、2018年シーズンの終盤にコカ・コーラと契約を締結したことについて、コカ・コーラ側からポジティブな評価を受けたと明かした。
2018年の第18戦アメリカGP、第20戦ブラジルGP、第21戦アブダビGPでは、マクラーレンMCL33にコカ・コーラのロゴが掲載された。コカ・コーラが長きにわたりF1に関与していなかったことを考慮すると、10月にスポンサーシップが発表された段階で、この契約は小さな“成功”であると見られていた。
またこの3レースに関与するなかで、コカ・コーラには、サブブランドであるダサニ スパークリングとスマートウォーターについても宣伝する機会があった。
「コカ・コーラとの契約は素晴らしかった。彼らにとって役に立つものだった」とブラウンは語った。
「だがコカ・コーラからスポンサー契約が役立ったという評価を得たこと以外に、詳細な結果を共有することは適切ではないだろう」
「マクラーレンのブランドやドライバー、さらにF1がコカ・コーラの役に立てたのは素晴らしいことだ」
成功に終わったこの提携関係は前向きな結果を生み出しただけでなく、マクラーレンとコカ・コーラが新しい関係性を構築するための話し合いにまで発展した。
ブラウンは、「世界でもコカ・コーラほどに素晴らしく、経験と知識があり、洗練されたスポンサーは他にはないだろう。彼らが2018年終盤のプログラムは成功だったと考えていることを我々は誇りに思うし、F1も誇りに思うべきだ」と話した。
「これに基づいて、我々は両ブランドがどのような将来性を見込めるのかを協議しているところだ」