京セラ株式会社は2019年1月6~17日に行われる第41回ダカールラリー二輪部門に参戦するMonster Energy Honda Teamへ、高耐久スマートフォン『TORQUE G03』と血中酸素飽和度などの生体情報を測定するウェアラブルデバイスを提供する。
以前からモンスターエナジー・ホンダ・チームのテクニカルスポンサーを務めいる京セラは、パートナーシップ4年目となる2019年も引き続き、チームをサポートする。
チームに提供されるTORQUE G03は米国国防省の調達基準であるMIL規格(MIL-STD-810G)の19項目に準拠するほか、耐海水性能を持ち、高さ1.8メートルからの鉄板/コンクリートへの落下試験をクリアするなど、高い堅牢性を誇るスマートフォン。日本国内ではauが取り扱っているモデルだ。
モンスターエナジー・ホンダ・チームは、ダカールラリーでTORQUE G03をライダーとスタッフのコミュニケーションに利用するほか、Bluetooth機能を活用して、エンジン回転数や冷却温度などのログデータ収集にも使用している。
史上初のペルー1カ国開催となる2019年のダカールに向けても、京セラはTORQUE G03の提供を継続。チームも「年々過酷さが増すダカールラリーの環境下でも、まったく問題なく使用でき、京セラのTORQUEは今や私たちのレース活動にとって、なくてはならない最強のパートナー」とコメントしている。
また、2019年はスマートフォンに加え、生体情報を測定できるウェアラブルデバイスも提供。ライダーの体調を正確に把握することで、チームはより柔軟な戦略を構築できるようになる。