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三陽商会が18年12月期を赤字予想に修正、大量退職で特別損失約22億円計上へ

2018年12月25日 13:23  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

三陽商会公式サイトより
三陽商会が、2018年12月期通期予想を下方修正すると発表した。売上高を594億円(前回発表は605億円)、営業損益を22億円の赤字(同 16億円の赤字)、経常損益を20億円の赤字(同 15億円の赤字)とし、親会社株主に帰属する当期純利益は前回発表の21億円の黒字から6億円の赤字となる見込み。

 暖冬傾向により主販路の百貨店チャネルを中心に冬物衣料の販売が想定を下回ったことを下方修正の理由の一つとしている。また、今年9月に発表した希望退職の応募人数が247人に確定したことから、特別退職金の支給や再就職支援などを関連費用として約22億円を計上する予定。確定すれば、純損益は3年連続の赤字となる。なお、直近2期の純損益は2016年12月期が同社過去最大の113億円の赤字、2017年12月期が10億2,500万円の赤字だった。